白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

現実主義勇者の王国再建記

現実主義勇者の王国再建記 第24話「家郷に離別して歳月多し」第25話「相手を知り、己を知れば夫婦仲も危うからず」第26話「前に古人を見ず、後に来者を見ず」

文系勇者の物語完結 文系勇者の内政物語ですが、ようやく大団円です。と言っても終盤になってくるにつれ説教臭さが鼻持ちならなくなってきたのと、私自身がワクチン副反応で寝込んだ煽りなどから最後はまとめてコメントを。 Blu-rayも出るようで 第24話は内…

現実主義勇者の王国再建記 第23話「うがい手洗いは防疫の基本」

今回のテーマは公衆衛生 毎回毎回中国の故事辺りをサブタイトルに持ってくるこの作品、今回も中国の戦国時代に斉において桓公の頃に国を統治するに当たって国民に徹底した・・・というようなエピソードはないです。流石に衛生に関する故事はなかった模様。 B…

現実主義勇者の王国再建記 第22話「人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり」

奴隷でなくなるには教育が重要というお話 今回はソーマが奴隷解放に挑戦しますが、そのためには・・・というお話。今回のサブタイトルは元々は平安時代の「実語教」という指導書に記されている物で、福沢諭吉もこれを引用しているという。要は学ばないと知恵…

現実主義勇者の王国再建記 第21話「蝦で鯛を釣ろうとしたら鮫が掛かった」

強かな押しかけ嫁 さて押しかけ嫁でやってきたロロアですが、やっぱり交渉材料は「うちがいたらアミドニア併合の大義名分になるやろ」でしたか。お約束ですね。それにしてああいう経済感覚が強くてしっかりした少女はなぜか関西弁使いというコテコテのお約束…

現実主義勇者の王国再建記 第20話「西施のひそみにならう」

メカゴジラ登場・・・だけど使い途は無し 最初は前回の続きで、あの極端にアニメ声のせいで台詞の聞き取りにくいマッドサイエンティスト少女の続きです。ドラゴンの骨を盗んで何を作っていたんだと思ったら、結局作ったのは動かないメカゴジラか。確かに見か…

現実主義勇者の王国再建記 第19話「奇貨おくべし」

マッドサイエンティスト登場 いつもわけの分からん故事成語が登場したりするこの作品だが、今回の「奇貨おくべし」は超A級に有名な言葉だな。最近はキングダムが人気だから始皇帝関連で知っている者も多いだろう。商人の呂不韋が趙で冷遇されていた真の王族…

現実主義勇者の王国再建記 第18話「杯中の蛇影」

相変わらず精神的に負荷の大きい決断を迫られるソーマ また例によって難しげな副題が付くが、「杯中の蛇影」とは杯の中に蛇のような影が映っている状態で酒を飲んだ男が蛇を飲んでしまったと思って体調を崩すが、実はその時の影が蛇ではなくて壁の弓だったと…

現実主義勇者の王国再建記 第16話「苛政は虎よりも猛し」第17話「士は己を知る者の為に死す」

とりあえず戦後処理をつけたが 帝国との交渉の結果、とりあえずヴァンは馬鹿王子に返還することになりましたが、その代わりに馬鹿王子は巨額の賠償金を支払うことに(自分から侵略したんだから当然だわな)。しかし妹の姫さんが「こりゃ、兄貴の復権の目は完全…

現実主義勇者の王国再建記 第13話「百戦百勝は善の善なる者に非ず」

いよいよ帝国が乗り出してきました 例によって内容とほとんど関係ないサブタイトルがついてますが、要は戦いに強いってことが一番でなく、戦えば勝ってもその度に兵を損ねるので戦わずに済ませるのが最善って話。まあソーマは目下とのところ、アミドニアの国…

現実主義勇者の王国再建記 第12話「囲師には必ず闕く」

結局は軍事的に叩きつぶすことになりました 今回で終わりかと思っていたから、あっさりと降伏勧告して戦後処理に入るかと思っていたのですが、もう一話あるようですね。結果としてもう少しもつれさせる展開となった。ちなみにタイトルの「囲師には必ず闕く」…

現実主義勇者の王国再建記 第11話「李代桃僵」

呆気なく終結する内戦 予想以上に簡単に内乱に決着をつけちまったな。まあ後1話か多くて2話となると、そのペースで展開しないと無理か。ちなみにタイトルの「李代桃僵」というのは、桃の木を守るためにスモモ(李)の木を犠牲にするという意味だとか。本来は軍…

現実主義勇者の王国再建記 第10話「兵は楽しむ所に非ざるなり」

いよいよ隣国侵攻、しかし結構翻弄している 今回は周辺諸侯の反乱及び隣国からの侵攻という王国危機一髪物語の開始。とりあえず隣国の王様は内通したと思われる人物の口車で翻弄されているようです。それにしてもあの説得の役目は実際は命がけの任務になるの…

現実主義勇者の王国再建記 第9話「縦横、成らず」

ようやく軍閥の反乱の話となったか 前々回辺りからチラホラと出ていた周辺諸侯の反乱がようやく表に出てきたようです。まあここのところの話はやや緊張感がなくなってましたから、最後に向かって締めを持ってくるにはそのぐらいの盛り上げが必要でしょう。 B…

現実主義勇者の王国再建記 第8話「森、鳴動す」

今回は災害対応の心得になっている 前回の都市建設に続いて、今回は災害時対応。それにしても異色の事務系異世界転生物語だが、さすがにネタが地味すぎる気がして、見ていて納得はするのだが作品として面白いか言われるとかなり微妙になってきた。 Blu-rayは…

現実主義勇者の王国再建記 第7話「古老、曰く」

前半はあからさまに蛇足ですよね 今回の前半は「閑話休題」って雰囲気ですね。カズヤが例の分身魔法を使って動かしている着ぐるみをパーティに参加させて地下通路探検をするという。そう言えばこの作品って最初から終始一貫してこういういかにも異世界冒険な…

現実主義勇者の王国再建記 第6話「智者は時に背いて利を捨てず」

軍閥の反乱というお約束の展開に どうゆら中央で急進的改革が進められたら、周辺の軍閥がそれに対して反抗するというありがちの現象がこの国でも起こっているようです。さらにそこに改革によってそれまでの既得権益を失った腐敗貴族がこれらの軍閥と合流して…

現実主義勇者の王国再建記 第5話「衣食たって、栄辱を知る」

カズヤ、スライムを食する 「王様のブランチ」、最後は核のあるスライムを使用した麺類の模様。夏はスライムを冷やしてところてんってネタは「転スラ日記」でもあった気がするが、ところてんにするのかと思っていたら、麺類にした模様。ホットな葛きりという…

現実主義勇者の王国再建記 第4話「食指、動く」

魔族との関係性の変化 あの獣人少女の持っていた情報は、コミュニケーションの不能と思われていた魔族と、意思疎通が可能という話か。確かにこれは一つ間違うと人類陣営の結束を崩して瓦解させかねない大情報だ。問答無用の相手となると、とりあえずの利害は…

現実主義勇者の王国再建記 第3話「臣をして忠臣たらしむことなかれ」

どうやら作者の元ネタは中国もののようで タイトルはこの前に「願わくば臣をして良臣たらしめよ。」と付くらしい。十八史略の言葉で君臣が合力して国を栄えさせたら良臣と後世で評価される。それに対して君主の過ちを諫めて処刑され、後に国が滅んだら忠臣と…

2021夏アニメ 日曜日編2

今年の夏アニメも2週目に突入です。例によってBS11を中心にその他を加えてチェックしていく予定ですが、やっぱり土曜日の晩には放送が多いのか、日曜作品が異様に増えてます。もっともこの内で最後まで残るのは何作かは分かりませんが。 // 魔法科高校の優等…

2021夏アニメ 日曜日編

7月になって今年の夏アニメが始まりましたが、今回も例によってBS11を中心にその他を加えてチェックしていく予定です。とりあえず土曜日の晩に放送された作品を。さすがに土曜日となると作品数も多い。 // 魔法科高校の優等生 第1話「一生大事にします」 人…