白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

2024年冬アニメ 金曜日編

ダンジョン飯 第2話「ローストバジリスク/オムレツ/かき揚げ」

 結構サクサクと話を進めるな。まあまだまだ序盤だからそれで良いのかもしれないけど。今回はバジリスクの話と、マンドラゴアと罠の話の3つをまとめてきた。

 バジリスクのようなキメラ系の魔獣は、確かにどれが本体だってのがあるんだよな。それにそれぞれの頭が脳を持ってるんだとしたら、確かに混乱しそうではある。「最果てのパラディン」でもキマイラと戦った時にウィルがその類いの事を呟いていた記憶が。

 で、バジリスクの本体は蛇ということで、そうなら当然卵はああいうタイプになると。そしてその卵とマンドラゴアでオムレツですか・・・。何か滋養強壮強化は猛烈にありそうな気がするが。

 そしてトラップの油を使用してかき揚げって・・・。確かにオリーブ油は良いが、それはいつ補充した奴だよと言いたくはなる。さすがにオリーブ油でも長年放置したら酸化してダメになってるだろう。

 と言うわけでなかなか快調なようです。原作読んでいるものとしていえば、若干端折りすぎかなという気もしないでもないが、まあ無理矢理に引き伸ばしてテンポ落とすよりは良いか。

 

 

即死チートが最強過ぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。第2話

 うーん、無双すぎる主人公はストーリー立ての一番の障害になると言ったんだが、もう既にその弊害が現れているな。盛上がらないこと甚だしいストーリーになってきている。それにもそもそも主人公達の行動の目的も今ひとつハッキリしないし。まあ差し当たっては元の世界に戻ることが一応の目標なんだろうけど・・・。

 いっそのことギャグ的盛り上がりでもあれば良いんだが、そっちの方は始終スベりっぱなしだからな。とにかく異様に盛り上がらない話だ。「即死チートが最強過ぎて、異世界ストーリーが話にならないんですが」の方がこの作品の実態には相応しいタイトルだな。

 と言うわけで本作についてはこれでキリます。

 

 

百妖魔 第1話

 なんか独得の雰囲気だなと思ったら中国の作品か。確かにここのところの韓国や中国のアニメの進歩ってすごいな。もうとっくに技術的には日本に全くひけをとらないどころか、日本の適当に作ったなろう系角川アニメとかだったら、もう足下にも及ばんレベルになってきている。こりゃジャパニメーションも早晩食われて終わるな。何しろ国が本腰を入れてそっちを産業として盛り立てようとしている韓国などに比べて、日本のバカ政府はインボイスとかで搾取してつぶすことしか考えてないから。

 ただ、どうしても文化の違いか、中国作品って何かストーリーが分かりにくいところがあるんだよな。魔道祖師なんて、ストーリーどころかキャラの区別もつかなかったせいで落ちたが。この作品はそんなことはないんだが、やっぱりどこか空気の違いのようなものはあってシックリこない。こういう違和感って、大抵回が進むことに広がるもんなんだよな。

 そういうわけで、本作も今回でオチます。