白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

2024年冬アニメ 土曜日編

最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めまた 第1話「ひとりの旅へ」

 この作品には覚えがある。確かピッコマで少し読み始めたが、あまり面白くないので途中で放棄した作品である。

 その面白くなかった理由というのが、基本的に主人公に生き残るという以外の目的がないこと。村で迫害を受けて(どころかなぜか命まで狙われている)というヒロインが、ひたすらサバイバルするだけという内容だからである。しかもその内容が何かサバイバル知識が披露されるとかでもなく、普通に傷用のポーションがあるようなご都合主義のファンタジー世界でのものだから、どうしてもリアリティがないことが見所のなさに繋がる。

 それに主人公に目的がないと言うことは、シナリオに方向性がないと言うことで、毎回同じような内容の繰り返しにならざるを得ず、話が膨らまないのである。この辺りのところが気になって「つまらないな」という印象で途中で放棄した作品である。そんな作品までアニメ化とは、つくづくネタがないんだなと言うのが一番の実感。

 で、本作はその原作をそのままアニメ化のようであるので、当然のことながら私もいきなりキルことになる。

 

 

 

魔女と野獣 第1話「魔女と紅蓮の街」

 魔法を駆使して庶民を虐げる無道な魔女を捕らえる謎の面々、そして主人公はどうやら本来の能力を封印されているらしき野獣のような奴・・・といったところで、何か昔に記憶があるなと思ったら「瀑れつハンター」。つまりは21世紀版のソーサラーハンターの物語のようである。

 まあギャグ要素が強いあかほりさとるの作品と違って、いかにも今時でクールな空気を漂わせているし、魔女の天敵で野獣のような男が恐らく魔女の呪いで女性の姿になっているというのと、相棒がややすっとぼけたところのある「ただの一流の魔法使い」なんて言っているところはいかにも今時な感じはある。タイトルの美女と野獣というのは、美女が野獣に変化するという意味だったのか。

 また作品自体が若干ホラーな印象の味付けをされているのも今日的か。もっともこの手の話は展開がワンパターンになりがちな可能性があるので、その辺りが勝負。本作については判断はしばし保留。

 

 

 

戦国妖狐 世直し姉弟編 第1話

 いわゆる妖怪退治ものか。この手の作品は昔からわんさかとあるし(現にこの直後に放送されている「百千さん」も同系統のネタに美少年もの要素を加えたもの)、本作についてもこれと言って特別な魅力を感じる点もなかったし、人間ドラマ的な面白さのようなものも感じられなかったしということで、本作はいきなりキリで問題ないと判断。

 それにしても何か今時にしては若干古い感覚を抱かされる作品であったが、対象をどの辺りに置いているのかがイマイチ分からん。マニア向けには幼稚な印象だし、かと言って子供向けでもないようだし。

 

 

 

治癒魔法の間違った使い方 第2話「地獄の始まり!」

 いよいよ地獄の特訓が開始ですが、魔法を教えるよりもギリギリ身体を鍛えていたら、自衛本能で自らの身体にヒーリングをかけるということのようです。身体がボロボロになるところまでギリギリ追い込んでから、ヒーリングで回復という超邪道な筋トレ。確かにこんなことが出来たらごく短期間で劇的に肉体改造が出来そう。まあボディビルダーの永遠の憧れでしょうか(笑)。

 そして久しぶりにスズネやカズキとの再開。それにしても優等生のクールな生徒会長のイメージが完膚なきまで破壊されて、そのオタクっぷりを披露してしまったスズネですが、ここに来て筋肉マニア特性までも披露。なんか豪快なまでにドンドンと壊れていくキャラです(笑)。そして相変わらずカズキは前向きというか優等生キャラ。ウサトはこの大変な使命を負ってしまった二人を助けたいという気持ちだけで強くなろうとしてますが、実のところ二人にそこまで思い入れするだけの接点があったかは疑問なんですよね。実際は召喚くらったあの日に初めて会話したみたいだったから。まあその割には意気投合したみたいだったけど。どちらかと言えば、ウサトにとっては今までの何かに埋もれたような惰性の高校生活でなく、何か変化が欲しいということの方が実は動機としては大きいのではと。まあその辺りはスズネも同じ思いのようだが。

 それとあのシッチャカメッチャカキャラのローズですが、明らかに過去がありそうですね。それから戦場を走り回ってでも人命を救いたいという気があるようで、そのためにウサトを猛訓練している模様。彼女の過去なんかもこの後に出てくるんだろうな。