SPY×FAMILY 第26話「ちちとははをびこうせよ」
とうとう登場したな。ある意味で今期の大本命作が。相変わらず安定感はあります。
第1話は仕事中にお尻を撃たれて痛みで苦しんでいるヨルさんを、偽装結婚の生活に不満を持っているんだと勘違いしたロイドが四苦八苦して機嫌を取り戻そうとするというドタバタ。見事なほどに「ちちまとはずれ」です。しかしつくづく、フォージャー家の平和を保っている黒幕はアーニャだな。
それにしても毎度のことながら、優秀なスパイはあらゆるところに気を回すようだが、結局は気を回しすぎて疲れ切っているのがロイド。人の心を読むのには長けているようなんだが、なんせ回りにいるのが普通じゃない連中ばかりなので、ロイドにしたら何を考えているかサッパリ分からん連中ばかり。こうしてロイドの胃はドンドンと悪くなっているようです。フィオナの話ではコーヒーはブラックしか飲まなかったはずなのに、少しでも胃に優しいようにとミルク入れて飲んでるみたいだし。
始まった第3シリーズも相変わらずの楽しいドタバタでした。今年は年末に劇場版(完全オリジナルストーリーらしい)も登場するらしいし、しばし突っ走りそうだなこの作品も。
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MFゴースト 第2話「衝撃のMFG新世代」
はい、コテコテのお約束展開が来ました。無名の新人のいきなりのとんでもないパフォーマンスに「誰だ?こいつは!」「マジかよ!何考えてるんだこいつは?」という展開になるというパターン。まあ頭文字Dの最初をまんまなぞっています。
そう言えばその前作頭文字Dの影がチラホラと既に出てきましたね。このレースの黒幕は高橋涼介か。あのレギュレーションも例によって彼の公道最速理論とかが絡んでるんだろう。ヨーロッパの高級車有利のリッチマンレギュレーションだと皆は思っているが、実はそこにはあのレギュレーションを活かせる一番の条件が隠れているっていう例の如くの理屈っぽい話があるんだろうけど、カーマニアでない私としては「へー」で終わりですわ。前作ではその辺りをグダグダと格好付けながら解説するのが高橋涼介の役割でしたが、お忙しいようなので解説者が不在の模様。まあいずれは誰かがグダクダ解説始めてくれるでしょう。
で、今回、カナタが藤原拓海の弟子だということをハッキリ言ってましたね。あの重役風のオッサンって史浩だったのか。何かビルのオフィスに個室もらっていて、仕事中にレースのビデオ見てても良いような身分のようだから、お偉いさんになってるんだろうな。まあ前作に登場しているときから、営業とか調整とかの社会人スキル高そうだったけど。じゃあ兄貴崇拝のヤンキー弟の啓介さんはどうしてるのかな? まだ出てきていないな。
もろに前作引き継いでますってのを正面に出している。いろいろ時代の変化を反映させてはいるが、それがむしろガソリン車による公道レースってののレトロ感を強める結果になっているな。走行シーンに関しては、これも時代の変化というか、いかにもCG丸出しでゲーム映像ですって言わんばかりだった前作よりは進化はしている。何しろ前作はCGの車体からセル画のキャラが浮いてたから。まあこの辺りも「技術の進歩」ですかね。
今回で結果出るのかと思ってたら、まだもう1話引っ張るか。まあ私も付き合うけどね。目下のところ意外と悪くない。何かズルズルと付き合っちまうかもしらん。
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オーバーテイク! 第2話「ノリと勢い ―Told ya, roller coaster.―」
思ってたとおり、レースを通して人間を描くというストーリーで行くようですね。まあ作品としてはその方が正解かな。今回は完全に消えていたと思われていたやる気に火がついてしまったフォトグラファーと、何だかんだで彼に振り回されている悠の姿を描いていました。
それにしてもスポンサーに名乗り出たは良いが、しがないフリーのフォトグラファー如きでスポンサーなんて出来るのか? と思っていたら、案の定そこでいきなり挫折ですか。そりゃそれだけはノリと勢いだけではどうにもならない。例えば超売れっ子レベルのフォトグラファーだったとしても、それだけでレースチームのスポンサーって流石に難しいでしょう。チームと相互作用で儲けられるような事業でもしてないと。もっともF4の宣伝効果なんてしれてると思うけど。
結局のところ、スポンサー挫折した孝哉はスポンサー集めの方に奔走したようですが、まあ大口は実績のないチームには金は出さんし、小口はこの不景気の中ではなかなかそれだけの財力がなく、せいぜいコロッケ寄付するのが限界か。まあそんなもんですな。日本でF1ブームが来ていた時も、バブルの余波みたいなものでしたから。バブルが崩壊すると共に一気に終焉が来た。
これも予想外に面白そうな感じになってきたな。何だかんだでズルズルと行きそうな気がしてきた。
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