白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

2023年秋アニメ 日曜日編

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた 第2話「赤鬼のベルグリフ」

 娘の大活躍のおかげで、親父の赤鬼のベルグリフ(どうやら娘が勝手に付けた二つ名だった模様)の評価がうなぎ登りで、ボルドー家のお嬢達が次々とスカウトに現れるという展開に。どうやら次女は脳筋っぽいし、長女の領主様は人材コレクターらしい(曹操か)。仕官がダメなら自分が嫁にって感じにまでなってましたから、こりゃかなりのぶっ飛び。結局は三女が一番まともなのか。まあ平和な家だな・・・。

     
原作はライトノベルでコミックも出ているってパターンらしい

 一方のSランク娘の方は、なかなか里帰り出来ずにイライラが溜まっていたところで、思いついたのは人手不足にかこつけて親父を現役復帰させようという魂胆。なんか多方面から親父を世間に引っ張り出そうという動きが・・・。しかし彼は実際にただの田舎の農夫でなく、明らかに剣術の腕がそれなりにあるようで、この前のモンスターとの戦闘を見ても、片足が義足であるにもかかわらずかなりの使い手。前線には立たないまでも指南役としてというスカウトが来ても当たり前ではある。

 と言うわけで、本人の自己評価は低いにもかかわらず、出世した弟子たちの引きで無理矢理に騎士団の剣術指南に・・・といったら、これは「片田舎のおっさん」のパターンである。なんかそっち方面の展開が見えてきたようである。

 その一方で、ファザコン娘の方はモンスターが活発化している原因の調査とかのは大任務が来そうな雰囲気。結局のところ娘エピソードと親父エピソードはどこかでクロスするんだろうか?

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帰還者の魔法は特別です 第2話「試験」

 まあ普通に学園ものを始めた印象だな。ただ主人公が転生者で、結局はこの学園で出来た仲間はあの厳しい戦いの中で命を失うという未来を知っているから、それを生き延びられるように鍛えて強くするということが明確な目標として浮かび上がってきました。

     
コミックまだ2巻しか出てないのか?

 特に主人公が生き延びさせたいのはロマンティカのようです。それにしても絵に描いたようなツンデレ属性少女で、イメージカラーは赤って、こりゃまんま惣流アスカだわ。アニオタに受けるタイプのキャラパターンなので、惣流アスカの亜流は多いよな。

 で、アゼストは最後の戦いでも中心になって戦っていた魔剣士か。主人公は彼女も強くしないとと言ってましたね。結局は影との戦いのためには戦力を総底上げする必要があるという認識なんでしょう。このタイプはプライドが高いので、今回のような壁として立ちはだかって戦闘の中で指導するというパターンで教育は可能だろうな。主人公自身が地獄のような戦いの修羅場の中で鍛えているはずだから、前世よりは段違いに強くなってるんだろうから。

 と言うわけで物語の目的と展開は見えたな。しかしどう考えても全12話で底上げを果たした仲間たちと共に敵をぶっ倒すってところまでは行けそうにないから、12話までは学園内の話で「俺たちの戦いはこれからだ」で終わる可能性が高いような気がする。そして第二期が出るのかと思っていたらそれっきりというパターンになるような・・・。とりあえず私的にはもう少しチェックは続けるだろうけど。

 

 

最果てのパラディン 鉄錆の山の王 第2話「狂える森」

 やっぱり相変わらず地味で渋い話だな。もっとも変に奇を衒わないところが安心して見ていられることにもつながっているけど。

     
小説原作でコミックも出てます

 今回は森で発生した異変を調査のために出向いたウィルとメネルが、デーモンと戦うという展開。結局は森を支配する古樹から重要な情報を得ると共に、メネルが新たな能力に覚醒したようです。結局は今回のエピソードを受けて、タイトルにもある鉄錆の山の王が絡んでくるということになるようです。どうやらウィル達はとんでもないラスボスと死闘するはめになりそうですが。

 ドワーフってのは頑健な戦士の象徴ですから、ドワーフの国を滅ぼす相手というのは半端でない敵という象徴です。基本的にはそれが出来るのは魔王クラスですね。洞窟に潜んでゲリラ戦するドワーフを圧倒的な力で滅ぼせるのは、魔王とかでないと無理ってのはファンタジーの常識なんで。

 と言うわけで今期のメインエピソードの断片がようやく見えてきました。戦うのはウィルにメネル、後はつらぬきさんにドワーフが2人ほど加わるようですが、恐らく先の戦いでの残党でしょう。ファンタジーの中にはエルフとドワーフは仲が悪いという設定のものが多いのですが、メネルは大丈夫なんですかね? まあメネルは普通のエルフよりはかなり世間擦れしているというか、変則的なタイプですが。

 とりあえず想像通りにかなり手堅い展開をしてきているようです。余程バカなことをしない限りはそれなりのレベルは期待出来そうです。

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