白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

ブルバスター 第11話「波止の逆襲!悪徳大企業に対抗する手段は…ウミキノコ!?」

謎の支援者が登場

 コテコテの展開で突っ走ります。塩田との全面対決を覚悟して、巨獣についてのライブ配信をする沖野達だが、それは塩田のDappiを動員してのネット工作で打ち消されて炎上状態。まあ通常はあんな映像が唐突に出てきても、大抵はCGを使ったやらせを疑うだろうから、そういう形での世論操作は予測出来るところではある。まあそういうことに関しては塩田の方が資金力があるだけに一枚上手だろう。塩田相手だとスポンサーに弱いテレビ局はまず味方にはつけられんだろうし。メディアとしては後は週刊誌ぐらいだが、そちらは社会的信用度がネット配信とどっこいどっこいだからな。

     
原作は小説らしいです

 湖の調査中に変異イタチに襲われてアル美が負傷したようだが、それについては傷は軽くて今後の活動には問題なさそうだ。それにしても塩田を相手に全面戦争を決意した以上、会社を持たせるのは困難。そこに現れる白馬の騎士が胡散臭い宝田社長か。ハゲ薬で一山当てようといういかにも怪しげな浪華臭プンプンのオッサンですが、あくまで何事もビジネスで考えているところが逆に信用出来そうなタイプ。まあハゲ薬を本当に開発出来たら一攫千金なのは間違いないですから。恐らく一番最初にイギリス王室から引き合いが来るでしょう(笑)。

 

 

お約束通りに鉛が動いたようです

 そしてやっぱり鉛が動いたな。それも塩田の極秘情報しっかり入手した上で。鉛が自分流の筋の通し方をしたという話。鉛は軽々には動かずに決定的な証拠を入手する行動をするだろうという予想はしていたが、その予想通りでした。なお鉛と鹿内専務のやりとりを見ていたら、鉛って基本的に発達障害があるような印象を受けましたね。単なるくそ真面目というのとは少し違う個性というものが覗えました。そのために誤解はされやすいが、自分としての正義は完徹しているタイプということのようです。沖野のように感情で動くタイプとは対称的ではある。

 鉛の働きもあって、住民を味方につけて動き始めた波止ではあるが、塩田は資本力を使って島を丸ごと買収する手を駆使してきた。タイムリミットが切られているようなので、それまでに塩田の陰謀を暴いてぶち壊す必要がある。全く持って怒濤の展開になってきた。いよいよ次回が最終回のようだから、大逆転の一発をぶちかますんだろうな。

 

 

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