話はヘルクとヴァミリオの方に
しばらくご無沙汰状態になっていたヘルクとヴァミリオの方にようやくストーリーが戻ってきたようです。敵はヘルクが鍵の一つと睨んで、ヘルクを暴走させるべく仕掛けてきた模様・・・なんだが、ヘルクが暴走したら確実にこの世界滅ぼすんだが、最初からキ印のミカロスはともかくとして、ラファエドが何を考えてそれに荷担しているのかが、ここまで来ても未だに良く分からんな。
そしてヘルクを待ち受ける覚醒戦士の中にアリシアがいるんだろうなということは容易に推測がつく。ヘルクがアリシアを倒すことが出来るかという話になるんだろうな。ただヘルク自身が言っていた「覚悟は出来ている」という言葉は、当然のようにそういうシチュエーションが待ち受けるだろうということは予測してのことだと思われる。しかし分かっていてもヘルクにとってはかなりツラい話になるだろうから、その時にヴァミリオがどうヘルクをサポートするかということなんだろうが。
ヘルクとヴァミリオの関係は一体どのレベルまで行くんだろう?
ところでこの作品、いかにも勇者然としたクレスと違い、ヘルクはゴツい顎の張った半裸の変態(笑)描写で、明らかに男前描写はされていないんだが、なんかここのところ話の方向性のせいか、心なしかヘルクが男前に描かれることが増えてきているような気がするな。それともこれはヴァミリオの目を通したヘルクか?(笑)
しかしアリシアは明らかにヘルクに惚れていたが、ヴァミリオはっていうと、その点は微妙なんだよな。好意と信頼を持っているのは確かなんだが、そこからもう一歩踏み込むかどうか。またヘルクの方の気持ちも同様。もっともヘルクはアリシアのあれだけあからさまな気持ちにまで気付いていなかったぐらいの朴念仁だが。
ところでずっとヴァミリオとアズドラが四天王って言っていたが、後の二人が全く登場しないんだが、今まで言及はあったっけ? 先のクレスとの戦いで倒れたか、それとも帝国は人間だけでなく二正面で戦っているような話があったから、そっちの戦場に行っているのか? どうもこの作品、その点だけは最初から違和感がある。
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