白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

ブルバスター 第8話「吠えよ武藤!時代に取り残された男の悲哀…そして大企業・塩田の思惑とは?」第9話「進む合併計画!明らかになる塩田の策略と、巨獣発生の原因…どうする波止!?」第10話「波止工業、崩壊の危機!噛み合わない想い…田島、苦渋の決断!」

来ました!お約束展開

 わぁ、やっぱり予想通りのコテコテの展開を始めたわ。巨獣発生の原因の裏には塩田化学が存在し、しかもそれを隠蔽するために波止を吸収と来たもんだ。金で縛って口封じをしようというのが露骨。鹿内が悪党なのは間違いないが、読めないのがヘッドハントで来たという役員の鷲津。なかなかに腹の底を見せない。今回の件の真相について知っているのかそれとも知らないのかが不明。鹿内は事件隠蔽のために波止の吸収話を進めたのだが、それが鷲津の指示によるのか鹿内の独断なのかをまだハッキリさせていない。それによって今後の展開が大きく変わる。

     
原作は小説らしいです

 今まで優柔不断ぶりが目立っていた田島社長はついに塩田化学と戦う腹を決めたようです。今まで別居状態で離婚はしていなかった妻と正式に離婚するってのがいかにもですね。これから騒動になる覚悟を決めたから、最悪の場合でも妻子に災いが及ばないように関係を断ったって展開です。大石内蔵助がおりくに離縁状を突きつけたのと同じですね。これってまさに日本の伝統的なお約束。これをやった時は男は最悪は命を落とすことも覚悟したってこと。田島の場合は自身が犯罪者になることを覚悟したわけで、その時に彼女たちを犯罪者の妻子ということにしないようにという配慮。

 

 

動き始める沖野達、さて鉛はどうする?

 そして沖野は鉛のヒントで独自に動き始める。それにしてもSNSで炎上騒動起こした沖野らしいと言うか、まあいかにも今風だわな。そして実行部隊として武藤を巻き込んだか。アル美が協力するのはまあ当然としても、ここまで若干距離を置いていた感もあったみゆきまで参加と言うことで、いよいよ全社を挙げての戦いになってきた。片岡さんは自身がリストラされることを承知の上で吸収を進めようとしていたんだが、ここに来ての全員の謀反には彼も協力しないわけにはいかないだろう。私の予想では片岡さんが一働きする展開がいずれ来ると思うんだが。

 後は塩田に戻った鉛ですね。彼のキャラクターとして、重要なところで何らかの形で塩田の中から重要な援護射撃をするというのが予想出来るんですが・・・。彼のキャラって「誤解されやすいが実は悪い奴ではなく、本当は誰よりも真面目に事態に取り組んでいる奴」って位置づけなので。要は今回の件は塩田が起こしたバイオハザードだということを証明する必要があるんですが、その資料は塩田内部にしかないはず。水原さんが持ち出した資料は「一研究員の思い込みによるもの」とされてしまったが、動かしようのないデータがどこかにあるはずだから、その暴露とかをするんじゃないかってのが私の予想。

 

 

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