白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

Helck 第24話「希望ある未来へ」

・・・

 どわぁぁっ、やっちまった・・・。おいおい、ここに来て結局「俺たちの戦いはこれからだ」展開かよ。テレビの前で脱力して顎が落ちちまったわ。なんなんだよ、この脱力オチ。

     
原作コミックがあるようです

 どうせ第3期はないんだろ? ここまでこういう持っていき方しておいて、最終的に決着つかずってのは完全反則技。この作品って決着つかなかったら無価値の作品なのに・・・。これの原作の方は知らないし興味もないんだが、原作がまだ継続中で決着がついてないって話なのか? それだったとしたら最初からアニメ化するなよって話だし、原作のオチがこうなんだったら、これって打ち切り作品じゃんって話になる。

 

 

 正直、今期に一番期待していた作品だけに、このオチには最初脱力、その次にフツフツと「視聴者舐めるなよ!」って怒りが湧いてきた。どうでも良いと思っていた作品だったら「なんだ、ラストに大失敗かよ。馬鹿が。」で終わりなんだが・・・。

 いや、確かに一番最初から「なんで人類滅ぼすしか選択肢がなくて、救う方法が本当にないのか?」の疑問はあったが、最後の最後で「その方が良いのでとりあえずここは途中で放り出します」には「それは違うだろ」としか言いようがない。本当に最後の最後で積み上げてきたものを完全にぶち壊しやがった。

 というわけで、本作については完全に絶句状態。最後に大コケする作品は少なくないが、ここまで見事に裏切られたのは久しぶりだな。最初からこのオチが決まってたんだったら、こんな作品をアニメ化した姿勢に一番疑問を感じるわ。

 

 

前話はこちら

anime.ksagi.work