白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた 第8話「森の住人との邂逅」第9話「親子、それぞれの出会い」第10話「蠢く悪意」

ベルグリフがいろいろな意味で無双しすぎ

 赤鬼のベルグリフ様の溢れる父性がさらに無双してるな。森の住民エルフの姫様まで手名付けたようであるし、それどころか魔王まで抱えてしまうことになったような。ところでこの魔王がアンジェリンに似ているように感じるのは偶然ではないような気がしますね。アンジェリン自体の出生が未だに謎になってますが、アンジェリンも元をたどれば同類だったとしたら一番簡単に説明がつきますね。なんせその強さや成長率が人間離れしているのは事実のようですから。知らない間に妹が出来ていたアンジェリンはどう思うやら。

     
原作はライトノベルでコミックも出ているってパターンらしい

 にしてもベルグリフって女性だけでなく、男にももてるようだな。武者修行で訪れたはずのダンカンは、知らない間にベルグリフに惚れ込んだのか完全に舎弟身分だし、伝説のパラディンのグラハムまでベルグリフに心を許して何だかんだで集落に居着いているし。普通はエルフってもっと孤高で人との交流は好まないものだが。何だかんだで二日酔いのフォローまでベルグリフにしてもらってたみたいだし。ここまで来たら赤鬼のベルグリフってよりは「人タラシのベルグリフ」だな。

 

 

一方のアンジェリンは・・・

 一方のアンジェリンの方は、シャルロッテとビャクを抱え込んでお姉さん風を吹かせているところ。シャルロッテはあの指輪を失ったら攻撃能力なしか。シャルロッテは過去にいろいろあったようだが、ビャクの方はその素性に秘密がありそう。何となくいわゆる魔族の雰囲気があるから、その辺りのハーフとかって可能性もありそう。どういういきさつでシャルロッテの護衛をしているのかとか、その辺りの話はこれから出てくるんだろうか。とにかく最初は明らかにアンジェリンのことを警戒し、関わり合うのを嫌がっていたようだが、その頑なさは段々と溶けてきている模様。また自分達が明らかに狙われている以上、アンジェリンの近くにいる方が有利という計算もあるんだろうが。自身の結界魔法を力尽くで破壊したアンジェリンに対しては、何か感じている部分もあるように思える。

 ここに来てようやく何やら黒幕の気配が登場してきたが、このアニメって全何話だ? どう考えても12話とかだったら話の決着(暫定的なものさえも)つきそうにない。正直なところようやく本筋が動き出したって印象だから。この調子だったら最低でも2期はやらないと、一応の決着もつかんだろう。もしかして今期はかなり中途半端なところで終わらせて、かなり経ってから第2期登場という目論見だろうか?

 

 

次話はこちら

anime.ksagi.work

前話はこちら

anime.ksagi.work