白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

ブルバスター 第7話「シロ、暴走!閉じ込められた仲間を救えるか?ブルバスター初の市街地戦!」

まさかのシロ復活で起こる大事件

 完全に死んでいたはずのシロが蘇生したとの報でシオタバイオに駆けつけるアル美と田島だが、駆けつけたときには既にシロが逃走していて、彼らと水島の3人が倉庫内に閉じ込められる羽目に。とりあえずSOSの連絡を受けた沖野が武藤と強引に巻き込んだ鉛を連れて現場に駆けつけるが、鉛は毎度の調子で・・・って展開。完全に脳筋タイプの武藤と、理論派鉛は最初から相性が悪いことは大体想像がつくが、実際にこういうタイプの新人と上司との衝突はあちこちの組織で起こっていたりする。

     
原作は小説らしいです

 結局は「帰れ」に本当に帰ってしまった鉛に唖然としながら、無理矢理に猪俣を巻き込んで捕獲作戦を実施するが、その猪俣のアホな行動で捕獲作戦は失敗、シロは外に逃げ出すという最悪の状態にという展開。また川に転落したブルバスターは漏電で動けなくなったようだ。今後湖周辺での戦闘も予想出来る状況で、ブルバスターの防水処理がないという致命的な弱点が発覚したということになる。

 

 

アル美の覚悟と鉛の覚醒

 そして水路の中を泳ぎながら逃げ出したシロは、帰っている途中の鉛と遭遇。鉛は明らかに自身の死を覚悟したような様子が覗えたが、目に見えて動揺が覗えないのが何となく感情が薄そうに見える彼らしいところ。まあ普通に考えて彼は一種の発達障害持ちじゃないかという気はする。結局シロにトドメを刺したのはアル美。彼女の犬笛に反応したと言うことは、シロは完全に別の生物になったのではなく昔の記憶もある程度引き継いでいた模様。アル美は自身の手で落とし前をつけたことになるが、これはある意味で非常に残酷な結末。その姿が無感動に見える鉛にも衝撃を与えたんだろう。

 これは予想通りであるが突然の鉛の覚醒。彼は独自で予算を集めるためのクラウドファンディングを計画し、情報公開に対する島民の了解まで取り付けていた。まあああいう超合理主義者にありがちなんだが、とにかく自分の行動を説明しない。だから周囲が彼の行動を理解出来なくて敵視するってパターン。私は石田三成なんかもこういうタイプだったんではと思っている。弱点は人の感情を理解出来ないこと。決して悪意があるのではないのだが。なお鉛の覚醒でナミドメも新展開しそう。ただ1つ思ったのは、情報公開に了解が取り付けられたのだったら、これはナミドメ案件でなく、自衛隊案件か、もしくはナミドメが対応するにしても公的資金を入れるべき案件の気がするんだが。

 

 

次回のブルバスター

anime.ksagi.work

前回のブルバスター

anime.ksagi.work