エリート君は厄介払いされていた
さて塩田化学から派遣されたエリート君は問題児だったという展開が来ました。どうやら「スペックは超エリートなんだが、人間的に難がありすぎて人材としては使い物にならない」ってパターンの人材だった模様。で、体よくその問題児を塩田化学から押し付けられたという展開か。で、当然のように熱血漢のの沖野は、このやけにクールで割り切った感のあるエリートと衝突するというお約束パターンに突入。
事件の方はあの調査に送り込んだネズミが、どうやら巨獣化したらしき兆候があるので、回収のために島に向かおうとする沖野達だが、鉛のまさかの残業拒否のせいでまたも一悶着という展開。結局は沖野とアル美の二人で乗り込んだが、アル美が危機に陥ったせいでネズミを回収でなくて殺さざるをえなくなって真相はまた藪の中へ。ただその後に、死んだはずの巨獣化したシロが復活したっぽいことが描かれていたので、それが次回の大波乱になるんだろうということが匂わされている。
しかし鉛のキャラはもう一ひねりありそうな予感がするな
一旦死んだはずの巨獣が生き返ったとなったら、元々巨獣化する過程において、1度は生物的には死を迎えるって可能性がある。だったら、変異と言うよりも何か別の生物に支配されているような形態ということが考えられるな。ハリガネムシに支配されて水に飛び込むカマキリみたいなものか? もっともあれはその時点でもまだカマキリは生きているが。
また鉛については今のところは「単に理屈っぽい頭でっかちの、いかにも今時の使えない若者」ってことになっているが、これだけで終わったら面白くないキャラ。恐らく話のパターンとしては、非常に全てを割り切っているクールな人間に見える彼も、実は内に秘めている想いのようなものがあり、それが何かのトリガーに触れたら一気に爆発して豹変するって展開があり得る。普通に考えたら絶対にもう一ひねりあるタイプのキャラですから。そもそもいわゆる秀才タイプに似つかわしくない船舶免許保持者ってことが引っかかる。普通に考えると、これは何かの含みがないとおかしい。
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