白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

暴食のベルセルク 第6話「憤怒の少女」

新たに登場した七つの大罪組

 前半は前回の解決編。バカ村長に薬を飲まされたフェイトは意識を失い、セトが必死で解毒剤を調合したおかげで意識を取り戻すが、その時には村は壊滅。ガーゴイルは目覚めたフェイトが一掃したものの、結局はあのバカ村長はフェイトを犠牲にしようとしたせいで、村人達を道連れに命を落とすというバカがバカ故に自業自得で自滅したという展開。それにしてもセトは自分の父親である村長の死をさほど悔やんでいる様子が見えないところからして、やはり大分前から自分の父親のあまりのエゴイストぶりとアホさ加減に呆れて見限っていた模様。まあ彼の場合は娘が出来たことで真人間に生まれ変わったってことか。それだけ今時のアホな世襲議員よりもまともだってことだ。

     
コミックが出ています

 とりあえず村の問題を解決したフェイトは、ロキシーを追うべく旅を続けるが、その過程で出会ったのが「憤怒のマイン」。どうやら七つの大罪組の一人の模様。この作品、いずれは七つの大罪組をコンボしていく話になるのか? まあアニメではそこまでは行かないだろうが。そう言えばもろに七つの大罪をモチーフにした作品が最近なかったっけ?

 

 

アホ領主を吹っ飛ばしちまったけど、大丈夫なのか?

 で、このマインが多分に常識に欠けている少女なので、無理矢理同行されることになったフェイトは振り回されることにというお約束展開。グリードが「大罪スキルを持つ者は、何らかの代償を強いられる」という類いの事を言っていたが、彼女もフェイト同様にやたらに腹を減らせているが、これは暴食スキル代償のはずだから、彼女は単に元々大食いと言うことだけなんだろう。となると彼女の代償は何か? 憤怒という特性を考えたときに、彼女はやけに感情が希薄そうに見えるからその辺りが代償ってところか。ってことは、彼女が本気モードで戦闘に突入したときには人格が一変する可能性もありそう。山賊相手程度ではとても本気は出さなかったようだが。

 ロキシーを追っかけていたつもりのフェイトは、結果として先行してランチェスター領に入ってしまった模様。ロキシーが仲間から「ランチェスターの領主には注意するように」と警告されていたが、それはこういうことだったのか。ただのタラシのナンパ男だけならまだマシだが、その上に超差別主義者のクズという救いようのない奴だった。それにしてもやっぱりこの作品って、クズでないと人の上に立つことが出来ない世界のようだ。世襲社会が究極まで劣化しているってことだろう。今の日本に近いかな。まあこいつならロキシーに言い寄るのは確実なので、それを警告していたってことか。ただ当の本人はぶち切れたマインに吹っ飛ばされてしまいましたが。フェイトはマインを連れてさっさと逃げ出したが、この後どうなるんだ? ロキシー到着時には領主は謎の大怪我で結局何も出来ずだったら笑うが。

 

 

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