ロキシーのお供で領地訪問のフェイトだが、どうもロキシーの母親から「娘をよろしくお願いします」とお願いされたっぽいな。喜べ、フェイト。これは母親直々のフィアンセ認定だぞ(笑)。なんか最後の時にフェイトに「ロキシーをお願いします」ロキシーに「フェイトさんと仲良く助け合ってください」と残しそうな雰囲気だ。
一方、領地を荒らしていたのはコボルトの群れ。ロキシーを危険にさらすまいと先行して討伐に向かうフェイト。ゴブリンばかりで飽き飽きして来つつあったフェイトにとってはコボルト狩りは格好の「味変」だったか。ただ問題はその中にキングがいたこと。こいつがタイトルの冠魔物というやつで、要するにそこらのコボルトとは桁違いの強敵ということらしい。しかし大者食いのフェイトはまたも自分より上級の相手を倒してレベルアップと。それにしても討伐するべきコボルトが先に全滅されていてもあまり深く考えないロキシーも脳天気だな。
クソ三兄妹の末弟は雑魚でした
一方、ロキシーは彼女が邪魔である悪党三兄妹の陰謀で死地であるガリアに派遣されると。そして悪党の末弟のハドが謎のリッチ討伐に乗り出してくるが・・・弱っ。こいつら大ボスかと思っていたが、フェイトに瞬殺ですか。勿体ぶって登場した割には全く歯が立たずに5分持たずに惨殺されてしまいました。典型的な武器の性能とスキルに頼りきりで修練してなかったパターン。それにしても末弟がやられた割には他の兄妹連中は全く動いていないな。なんだ、「ハドがやられたらしいな」「ふっ、所詮は奴は我ら三兄妹で最弱」ってなところか? それにしてもフェイトは最後にはハドに正体を明かしてたんだから、どこかから盗み見でもしていた配下がいたら正体モロバレなんだが、奴等は脇目も振らずに全力で逃げたのか。まあそれだけ奴が人望がなかったということにもなるが。
なお怨恨による殺人の時は、犯人は絶対に被害者に対して自分の正体を明かすといいますね。人間の心理としてどうしてもそうしたくなると。そう言えば、本能寺の変の時に最後に明智光秀が織田信長と面会したという説があるようです。ってことは、その説の提唱者は光秀が信長を討った理由を怨恨だと考えているってことでしょうけど。
で、ロキシーを追ってガリアに向かったフェイトは先にガーゴイル狩りをする羽目になりそうです。しかしクズな村長の計略に嵌められた模様。なんかこの世界では、クズな奴でないと人の上に立てないようです。まるで今の日本のような世界だな。一方のロキシーの方は恐らく腹心となりそうなキャラが登場してます。それにしてもスピード系のファイターが軽装ってのはあり得るが、急所である腹を丸出しの女戦士って、普通に考えてもありえんだろ。
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