白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

ミギとダリ 第5話「ミジンコの歌」第6話「誰が親鳥殺したの?」

一条家に接近したものの・・・

 テストの結果で瑛二の関心を惹くことで、一条家と接触を持つことが出来たミギとダリであるが、そこには罠が・・・ってとこか。それにしても一条家ってこの村でどういう位置づけなのか知らないが、他所様の息子を「矯正が必要」といきなり監禁するとか、なんの権限を持ってるんだ? というひたすら怪しい一族ですね。単なるその地域の旧家と言うだけならそこまでの権限は持っていない。それに確かに村全体を監視しているみたいだし。瑛二を初めとして家族全員メンタルがおかしそうだし。なんかこの村が丸ごと異常な環境という線がかなり出てきている。

     
原作はコミックで「坂本ですが」の作者というのが何となく納得

 ダリはミギが捕まっている間に一条家を捜索していたが、そこに現れたのは「家政婦の三田」・・・じゃなかった、みっちゃんか。守秘義務が云々とか言いながらも、本心は好奇心満々のお節介みっちゃんを巻き込んで一条家の謎探しだったが、その結果はかなりホラーな印象に。結局はみっちゃんはどうなったのかは目下のところは謎。みっちゃんは園山家でも家政婦していたみたいだから、そこに普通に現れるかで何かは分かりそうだが。

 

 

何が何やら分からなくなってきた

 で、捕らわれたミギの方は幼児プレイを強いられることに。なんかダリよりもミギの方が役者適性があるという個性がそろそろ出てきていたが、今回の件で両者がかなり個性分岐し始めたな。ミギの方が結構突っ走りやすくて、それに対してダリの方が冷静で計算高いところがある。それにしてもこの矯正プログラムってのがそもそも効果が意味不明なんだな。こんなこと始めるあの母親って精神がまともかってのがかなり疑問がある。

 そして幼児プレイを終了することになったミギは、ダリと共に最後の調査を仕掛けるわけであるが、それがとんでもない結果に。どうやら父親は二人の母親と不倫をしていたっぽい。そして母親のあの殺意むき出しのとんでもリアクション。ただリアクションから母親は彼女が既に死んでいることを認識していなくて、戻ってきたと考えて殺しにかかっている。それに対して、彼女が明らかに死んでいるってことを知っているのは、まさかの瑛二だったってことか。もうわけが分からなくなってきたな。普通に考えたら一番ありそうなのは、あの母親が犯人で瑛二はその犯行現場を目撃したって線なんだが・・・。とにかくこの作品、変なひねりをしてくるから単純な線ではなさそう。それと一条家の母親だけでなく、二人の母親も精神がまともだったかがかなり怪しい感じもある。

 

 

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