優等生の瑛二に接近する方法は・・・
今回の前半は「家政婦は見た」で、みっちゃんなる家政婦からミギの得意の声真似でまんまとミジンコ模様(正確にはペイズリーなんだが)の壁紙の家が一条家だと聞き出す。ちなみにペイズリーはすぐにミジンコ柄って言われやすいようだが、実際のミジンコは嘴のような物やら腕のようなものがあったりで、ペイズリー柄とは少々印象が違います。ちなみにペイズリー柄の語源はそもそもイギリスのペイズリー市で量産していた草花をモチーフにした織物の文様のことだとか。地名から取っている話のようですし、当然モチーフはミジンコではなくて草花のようです。そう言えばアール・ヌーヴォーの柄はこんな雰囲気があるな。
みっちゃんの情報から一条家の息子の瑛二に接近を図ろうと決めたミギとダリだが、学校に入ったものの特別クラスの瑛二に対して、秘鳥はいかにも落ちこぼれ集合体のような5組に入れられてしまって接近のチャンスなし。トイレでたまたま見かけた瑛二に「やあ、お久しぶり?」って感じで接近してみたものの、アホとは付き合う気はないとばかりに見事にスルーされてしまって、こりゃ勉強頑張って特別クラスに入るかしないと瑛二と接近するのは不可能と勉強に励むことになった2人。
ミギの悲恋の物語
なんだけど、引き算で挫折したって言ってるぐらいだから、どうもデフォルトの成績は惨憺たるもののようだ。そこでミギとダリで科目を分担(問題の数学はダリが担当して、ミギは国語と英語という文系科目を担当した模様)したんだが、どうやってもミギが勉強に身が入らずに成績がはかばかしくない。そこでミギに勉強させるためにダリがどうしたかだが・・・。なんかようやく2人の性格分けが比較的ハッキリとし始めたな。やや単純で調子屋のミギと、もう少し冷静で計算高いダリ。
ミギの勉強の問題は、彼が女装して図書館で勉強していたダリに気付かずに惚れてしまうというまさかの展開で急進展することに。それにしても双子の相手の女装姿に惚れてしまうって、ミギって実はかなりナルシストだな。まあ自覚してはいないだろうけど。そもそもミギとダリって実はかなり女顔だしな。なお母さんと同じ青い瞳って、やはりマザコンが少々あることも示してました。まあそもそもダリの瞳が母親と似てても自然だわな。
最初はそれを奇貨として利用してミギを焚きつけていたダリが、ミギのあまりの必死さに段々と罪の意識を感じ始めるという展開が絶妙。それにしても必死で頑張りすぎたミギは容貌がすっかりやつれて、ダリと違いが出すぎてましたが・・・。とりあえずミギの恋は悲恋で終わりましたが、とにかく2人の合わせ技で最高点を取ることが出来、それに瑛二が目をつけた模様。どうも次回は彼の方から何か仕掛けてきそうです。
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