白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

オーバーテイク 第5話「炎のランナー ―It's just luck.―」第6話「鈴鹿、雨 ―I don't want you to race.―」

なんかいきなり爽やかにマラソンに勤しむ面々

 いきなり全員がマラソンに参加するという与太話が第5話です。前回暗黒変仕掛けていた徳丸君ですが、青空の下で全力で突っ走っていたらなんか吹っ切れてきたようですね。やっぱり基本的には脳筋だ(笑)。何でもとにかく都合良く考えて、嫌味なほどに前向きな春永ですが、ある意味では彼のその脳天気さが徳丸が暗黒オチするのを防いでいるような感じもある。春永を見ていたらイラッとすることはあっても、基本的に悪い奴とは思えんから。それにマジで徳丸を友人としてみているようだし。

     
こっちもBlu-ray発売が決まっているようで

 一方の悠君は社長の思惑でA5和牛目指して必死で走らされる羽目になったが、結果はくじ引きでウナギ。まあ靴が壊れたのにそれでも裸足で突っ走るという根性の男です。根性とは無縁のタイプの錮太郎はあえなく途中でダウンしてましたが。それにしてもこのマラソン、途中の給水所での接待で全員脱落しちまって、もしかして完走はあの3人だけと違うか。まあどうせ町おこしマラソンなんだからそれでも良いんだろうけど。

 

 

雨の中のクラッシュで孝哉の心もクラッシュか?

 そして第6話が雨のレースでの話。孝哉は再び人が撮れるようになって仕事に復帰したようで、悠の方もノリノリ。しかし好事魔多し、今回こそは表彰台と意気込んだレースの本番では雨が。安全策をとるべきと主張する孝哉と果敢に挑戦しようとする悠が衝突する。孝哉にしたら「もしここで悠が事故を起こすようなことでもあったら、多分自分は永久に写真を撮れなくなる」ということを言いかけて止めたんだろうと思われるところ。一方の悠は、今は調子が良いからここで一気に勝負をしないとチャンスをつかめないというところ。また雨ぐらいでビビっていてレースが出来るかという意識もあるだろう。

 結局は途中から晴れると読んだ悠や春永達の読みは外れて、雨は最悪の状況に。タイヤのグリップがなくなってまともに走れない状態でもレースを続けようとする舜だが、孝哉の真剣な言葉が頭を過ぎってピットインする。その直後に先頭を走っていたポジティブ春永がスピンアウト。単独スピンだと大したことのないところだったが、そこにもう一台がコースアウトして直撃。果たして春永は・・・というところで次回ですか。その光景をファインダーに捉えていた孝哉だが、かつての東日本大震災の時の記憶がフラッシュバックして、再びシャッターを押せない状態に。こりゃまたもつれそうな話になってきた。なお春永は意識はあったようだし、マシンコクピットもつぶれるという状況でなかったので、多分せいぜい鞭打ち程度じゃないかって気がするが。さて残された徳丸君はどうするかだな。

 

 

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