スイーツ食ってもダメな者はダメ
まず最初はいくら伝説のまぼろしのスイーツを食べても、お馬鹿なアーニャはお馬鹿なままでした・・・って当たり前の話(笑)。とにかく気分だけは滅茶苦茶盛上がったようですが。まあ大体の世の中のパワーアイテムってそんなものです。その盛上がった気分で勉強バリバリやったら成績も上がったかも知れませんが(一応アーニャは勉強もしたようなんですが・・・)。この話のポイントは、やっぱりダミアン君って根っこは良い奴なんだよなって話。アーニャの表情にもろに動揺してしまって、結局は自ら譲ってしまうという健気さです。ところでこうなった時に、あのお付きの2人、どっちもダミアンに献上しようとしないってところが、彼らの関係の微妙な距離感です(笑)。つまりは主従関係でなくて、やっぱり普通に友達しているようです。
次は毎度毎度のモジャモジャことフランキーの玉砕物語。それしても情報屋の彼は、惚れた相手については趣味嗜好とかストーカー並の調査をするのに、肝心の「彼氏がいるか」ってところが見事に抜け落ちている。ところで猫って確かに逃げたら捕まえるのは大変です。とにかく素早いし、神出鬼没なので。結局はヨルがビビらせて捕獲したようですが。やはりヨルの迫力には野生で恐怖を感じる模様。フランキーが苦節10年で開発したパワードスーツはあえなくスクラップに。ただ「モーターが温まるまで15分」と言っていたが、エンジンならともかく、モーターは普通は温まったらダメなんでは?
フォージャー家、豪華船クルーズに出る
で、第29話の最後から第30話に接続する形で、ヨルの新たな任務が発生。護衛任務とのことですが、本来は殺し屋と護衛任務は相性は悪いです。全く別の系統の仕事なので。殺し屋はターゲットの元に忍び込んで、命を奪って逃げるだけですが、護衛任務は対象をつねに保護しながら、未知の脅威に対応して時には撃退する必要があるので大変です。ゴルゴも「俺は護衛の仕事は請け負わない」と明言してます。狙ってくる相手が判明しており、そいつを逆に殺すという形の依頼なら受けますが。ヨルも基本的には単独で敵中に殴り込んで暴れまくるタイプですから、基本的に護衛は不向きに思えるが。
デパート店員の不正を見抜いたアーニャによって、見事にクルーズ船の旅が当選。ロイドも「休暇という任務」を果たすためにアーニャに同行することに。そしてヨルは「市役所の仕事」ということにして本題の仕事のために同じ船に。しかしまあロイドが「何か仕組まれたのでは」と考えても仕方ないほどの条件なんですよね。本当は。まあ何にせよ、この一行が出向くわけですから普通に終わるはずはないってことで。
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