白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

ミギとダリ 第3話「ともだちをつくろう」

ミギとダリの「ともだち」作戦

 とりあえずこの村のどこかに、自分達が暮らしていた家があると睨んだミギとダリは、ボーイスカウトにはいって友達を作ることで、彼らの家を調査しようと目論んだようです。もっとも施設育ちでずっと二人でいた彼らは、普通の友達の作り方を知らないようだったが。結局はやや強引な方法でオタの秋山君と友人になったと。

     
原作はコミックで「坂本ですが」の作者というのが何となく納得

 それにしてもこの村、結構高級住宅街な雰囲気はあるが、施設出身者に対する根深い差別意識ってあるようだな。さすがに大人は露骨にはそれを表に出さないが、子供は容赦なくその差別意識を表に出している。こういう辺りはこの村のダークサイドだな。真偽は不明だが、彼らの母親が村の人間に殺されたって話も「あるかもしれんな」と感じさせる部分ではある。

 

 

それにしてもアクの強い奴ばかり

 まずは秋山君の家を捜索だが、ダリが秋山君を足止めしている間にミギが屋内捜索。必死で秋山君を足止めしていたダリは、結果として秋山君のオタクワールドにかなり付き合わされることになりましたってことか。一方のミギはミジンコ柄の壁紙を見つけたものの、それはハズレで、なぜか秋山君のお姉さんに抱きしめられることになりましたというお話。なんか胸の感触でレロレロになっていたようだが、あの体制からミギがどうやって離脱出来たのかが結構謎。

 次はわがまま大王で頭悪めの堤君に呼び出された秘鳥。結局は堤君の相手をしたのはミギの方のようだが、予想通りというかこの堤君は底意地が悪い。まあどこでもバカほど差別意識が強いってのはありがちなんだが、彼は秘鳥を下僕にするつもりだった模様。結局は屋内調査をさっさと終えていじめられているミギをみつけたダリがぶち切れて、かなり過剰気味の制裁を堤君に行ったようだが・・・結局は彼はそれでヘタレてしまったようです。アホなだけでなく根性もない奴のようで・・・。

 相変わらず独得の空気がある作品です。なんか全てが虚構に満ちているような妙な空気ですから、いつか作品全体がガラガラポンしそうな予感がするな。で、この作品、キチンと決着がつくんだろうか? これで何も決着つかずに終わったらドッチラケだぞ。

 

 

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