大ボケだが、大もてのカナタ
恋はカナタに平手打ちを食わしたことに動揺していたが、藤原拓海の3倍は天然のカナタは、エンジェルの7番ちゃんと恋が同一人物ということに全く気づいていなかったと・・・。かなり強引な気もするが、まあ確かに女ってバッチリメイクでかなり変わりはするけど。
と言うわけで、前半は恋とカナタのデートという完全な与太話です。まあ作品の人間関係を語るためには不可欠ではありますが、話としては面白くない(笑)。視聴者の大半も恐らくこの作品にはそんな話は求めてない(笑)。ところでこんなコテコテの高校生デートするカップルって本当にいるのかな? 私は経験がないので分からん(暗い青春を送ってきた陰キャのひがみ)。ホント、転生出来るなら高校生活からやり直したいわ。もっとも大学受験をもう一回やるのはゴメンってのが本音だが。
で、前半の後半分はイツキ・・・じゃなかった緒方とのデート(笑)。そこで出会うのが謎の男女。どうもカップルにしては雰囲気が変だなと思ったら、兄妹走り屋か。八潮と北原で「ヤジキタ兄妹」。どうやら連携技が得意ということらしい。スリップストリームがどうとか言ってたから、スリップストリームで引っ張り合って速度をあげるとかのワザを繰り出すのか? ジェットストームアタックとか言うんじゃなかろか。まあ2人で連携してのブロックとかもありそう。昔からスポ根物のライバルでも、個人の能力はそれなりなんだが鉄壁の連携でミラクル技繰り出してくるってパターンの奴等は絶対にいます。
解説の小柏さんが登場
後半になってようやく本題のレースの方に入りますが、ここで登場するのは解説の小柏カイ。すっかりオッサンになってますが、かつて拓海と争ったミッドシップMRの小柏ですね。インベタのさらにインって奴。今後、こうやって懐かしの顔ぶれが順に解説やるのかと思ったが、よくよく考えてみるとレースの解説やるとなったら少なくともその後にそっちに進んだ奴でないと不自然だわな。って考えた時、頭文字Dの出演者って意外とその後に正統派のレーサーになりそうな奴って少ないんだよな。小柏は最初からカートレースとかから鍛えていたというバリバリ正統派のレーサー志向だったから自然だけど、序盤に慎吾とペアで凸凹漫才解説やってた中里君なんてどう見てもただのヤンキーだし、エンペラーの須藤なんて土建屋の兄ちゃんって雰囲気だったからな。レーサーになりそうな奴と言ったら、高橋啓介に後は東堂塾の面々ぐらいか。一番最後に登場した「逃げちゃダメだ」の碇シンジ・・・でなかった、乾信司はどうなったんだ?
で、タイトルのタイヤマネジメントの話がチョロッと出ますが、要はタイヤの温度とグリップの関係まで把握した上でタイヤの温度コントロールを走りでやるってことか。そんなことが出来るのはこの中でもベッケンバウアーぐらいしかいないと言った直後に、カナタがサクッと同じことをやっているってのがポイントで、これが今回のカナタの底知れない力量を垣間見せる仕掛けになっているというお約束。まあ今回のレースではまだマシンのパワーアップが間に合ってないようですが、カナタがそれなりのパフォーマンスを見せて、他の面々を震撼させるってお約束なんだろうな。
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