白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

ブルバスター 第3話「沖野、大失態!荒れる島民達…会社存亡の危機に、社長が立ち上がる!」

沖野がいかにも今時のしでかしを・・・

 ここまで結構ノリノリで来た主人公がいきなり出くわす大問題はSNSでの失敗・・・うーん、なんともはや今日的なトラブルだ。あの巨獣対応はどう考えても自衛隊レベルなのは明らかなんだが、情報を隠蔽しているのは大事になると島民の帰還が困難になるからか。うーん、納得の行くような行かないような説明だな。今回の話を見ていると、一応はナミドメは社会貢献ではなくてビジネスとして運営しているようだが、島民達だけから出資を仰いでいるんだとしたら、どう考えても採算が合うわけないよな。あれだけの重機を運用するとなったらそれなりに金がかかるんだが、島民にそれだけの財力があるようには思えなかった。やっぱり目下のところは親会社の塩田化学が金出しているということか。しかしどう考えても採算を合わせる手段がないんだが。

     
原作は小説らしいです

 そして親会社の塩田化学が金出しているとしたら、やっぱり塩田化学として絶対に隠蔽しないといけない理由があるというのが一番考えられるシナリオで、前回にも言った「島に現れた巨獣は塩田化学がやった何らかの実験の産物」って可能性が非常に高い気がするんだよな。そうすると巨獣の正体の分析について、塩田化学が明らかに本気で取り組んでいないってことも説明付く。なんかこの話の終盤はそういう巨悪と戦う話になるって展開が一番あり得る。

 

 

そして巨獣の正体に迫るべき現象が・・・

 で、今回の失敗で沖野は一気に落ち込んで陰キャ突入。フーン、あのキャラは沖野としては意識して陽キャを作ってたって言うのか。まあ今時は何でもかんでもコミュ能力を求められるので、陰キャはなかなか社会人としては受け入れてもらえないのは事実。脳筋親父の武藤さんがなんとか沖野に元気をつけさせようと食糧持参で励ましに来るものの、沖野はウジウジ。典型的な今時の「1度叩かれたら立ち直れないひ弱な若者」です。陰キャだけど挫折経験はなかったってとこかな。

 そして今回のドタバタの影で描かれていたのは社長の田島の過去。かなりの正義感はある根っこは熱くて義理堅い人のようである。結局は彼の人徳でなんとか島民とパイプをつなげているよう。このタイプ、将来的に巨悪を前にしたらどう動くか。

 巨獣現るの報に島に駆けつける二階堂さんだが、彼女が目にしたのは・・・。恐らくかつて飼っていた犬が巨獣に変化した姿だろうな。となると巨獣が何なのかのに迫る話になってくるだろう。しかし島の野生の動物が何らかの影響で巨獣化するんだったら、島に頻繁に出入りしている人間は大丈夫なのか? 沖野が何らかの力でウルトラマン化する展開・・・それはないか(笑)。

 

 

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