葬送のフリーレン 第2話「別に魔法じゃなくたって…」
葬送のフリーレンの名の通りに、またも連続で葬式の話になったな。不摂生やっていた割には長生きした生臭坊主が娘(拾い子みたいなものですが)を残して亡くなりました。最初から後はフリーレンに託すつもりで画策していたようです。何だかんだ言いながら、人間と感覚のズレはあるものの人間嫌いでもなければ実は結構人が良いフリーレンは、彼女の面倒を見ることになったようです。
もっとも面倒を見ると言うか、実は見られているのではという状況になってきているようですが。フェルンは結構しっかりした娘のようですから。人間とエルフの寿命差を考えたら、直にフリーレンがフェルンに連れられているような雰囲気になるでしょう。某でこぼこ魔女の話のように。
で、後半はフリーレンがヒンメルの像のために彼の故郷の花を探すという地味物語。婆ちゃんの元で長居しているから、また葬式になるんじゃないかって思ったわ(笑)。この作品って目下のところ淡々とした地味ストーリーばかりだな。嫌いじゃないけど、こういう展開ばっかりだったらその内にしんどくなりそうだ。私はまだチェックを続けるけど、あまり淡々とした地味展開ばかりだったら一般受けが難しいのと違うかな。このヒロインっていわゆる萌え系ヒロインでもないし。
はめつのおうこく 第2話「ヘイブンファイア」
ああ、ダメだ。こりゃダメだ。作品の出来がダメとかそういう意味ではなくて、決定的に私の嫌いなタイプの作品だ。今回の内容なんて、恨みに駆られた主人公がひたすら町の人々を殺戮しているだけになってしまったから。しかもその殺戮に合理性がない。主人公が恨みを持つのは分かるが、これだとハマスのテロやイスラエルの無差別虐殺と変わらん。明らかにぶっ壊れている主人公のぶっ壊れた行為見せられてもしんどいだけ。
で、敵方にも殺人狂っぽいのが登場しているみたいだから、キ印とキ印の殺し合いになりそう。ダークファンタジーとのことだが、これってダークと言ってりゃ良いって話でないような気もするんだが。なんか人間離れしている感じのしていたドロカが魔女の残党でしたとか、どうもあのクズ王を唆していたのは王妃っぽくて、恐らくそいつが真の黒幕だろうとかの今後の展開のためのネタはばらまいていたようですが、ハッキリ言ってそれと付き合う気になれませんね。ここまで作品自体に嫌悪感の方が先行してしまったら、こんなところから無理矢理胸の空くような展開になんてつなげられるわけもないし。別に重苦しい背景の作品を作るなと言う意味ではないが、何を描きたいのかが今ひとつ分からん。今のところだったら、単に理不尽な暴力を見せたいだけに感じられる。
と言うわけで本作もこれで切ります。
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