ついにシルフィーが最終作戦に
いよいよ話は核心に迫ってきたようです。明らかにフィッツに対して恋愛感情を抱き始めていたルーデウス。危ない性癖に目覚める前に、フィッツが女性だと分かってやれやれです(笑)。まああれだけフィッツが女として迫ってきていたら、気がつきそうなものなんだが。ルーデウスはこっちで結構実力のある人物なので、タイプとしてはモテても不思議でない男なんですが、その辺りはやはり中の人が非モテのヒキニートで中年まで来てしまったという経歴の持ち主なので、自分がモテると言うことをなかなか自覚出来ないでいる模様。もっとも中途半端にそれを自覚したら、今度は舞い上がって天狗になるという厄介な性格の持ち主でもあるのですが。
しかし当のフィッツことシルフィーの方がかなりグズグズしているので、アリエル王女の方が先にぶち切れてしまった。シルフィーに最後通牒を突きつけて行動に出るように促します。この王女様もまあ結構お節介だわ。シルフィーのことを口先ではなく、本当に友人だと思っているからこその行動なんだろうけど。しかし王女様の立てた作戦にしては、かなり露骨にルーデウスに迫るという下世話な作戦なので、本当にこの案は王女様から出た考えなんだろうか? もしそうならこの王女様、かなりBL小説とか好きそうな気がする(笑)。恐らく計画の骨子自体は百戦錬磨らしいルークの発案ではと思われるが。
洞窟でかなり積極的に迫るシルフィー
で、いよいよ作戦決行。かなりわざとらしくルーデウスを引っ張り出すフィッツに、ルーデウスは若干の疑問を感じつつも調子を合わせている。まあフィッツ先輩なら何か事情はあるかもしれないが、自分に悪いようにはしないはずという妙な信頼感の現れでしょうが。雲を払おうとした時に魔法で妨害された時に、流石に何かおかしいというのはあからさまに感じてますが。
洞窟に連れ込んだらシルフィーがグイグイと迫りますね。シルフィーって内気なクセに、アリエルが誘導したら辟易するぐらいかなり妄想逞しくしてましたから。なんかルーデウスと子供たくさん作る気満々という。結局はその調子でルーデウスに迫ってルーデウスも既に息子が反応しているようなので、無事に脱EDでおめでとう、おめでとうで終わりか。もっともシルフィーがルーデウスと一緒になるのは良いが、後から愛人ゴロゴロって展開にはなりそうだが。少なくとも後2人は加わるだろうから。エリスなんてルーデウスと引っ付くために武者修行中なんだから、嫁がいようと何であろうと間違いなく押しかけ女房するだろうし(その時になってルーデウスは「えっ、オレ捨てられたんじゃなかったの?」だろうけど)。
次話はこちら
前話はこちら
