白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

スプリガン 第10話「水晶髑髏(後編)」第11話「忘却王国(前編)」

えっ、そうくるの!?正直これは脱力したわ

 再びナチス親父に直々にケンカを売りに行く優だが、一体あんな反則みたいな戦闘気功師にどうやって勝つんだと思ってたら、えっ?あいつは実は優の師匠で本当は味方だって・・・。これにはさすがにズッコケたな。えっ、そんな安直なオチだったのと肩が落ちたわ。彼が教授の娘を助けた時は「ああ、そういう卑怯なことは嫌いで堂々と決着付けたがるタイプなんだな」と思ったんだが。まああんな反則みたいなキャラにはどうやっても勝ちようがないのは分かるが。

     
コミック自体は結構古典作品の雰囲気がある

 もう彼の存在自体がOパーツなんかよりも遥かに古代文明の謎だわ。その強さって物理法則超えてるから。あくまで物理法則には従っているドーピングマッチョマンが一方的にケチョンケチョンにやられるのも当然という奴で。「まだまだ修行が足りんな」って感じで軽くあしらわれていた。しかも最後に現れて、あのナチの総帥のキ印ジジイに引導渡すのも彼って・・・。優って結構主役として見た時には立場弱い感があるから、完全に食われてしまっていたな。あの殺人狂の変態ナイフ男なんてあっさりと優に瞬殺されていたから、見せ場にさえならなかったし。

 

 

アクション中心のスピーディー展開

 で、次は多分この作品のラストエピソードとなる謎の島の物語。マッチョな船長らと最新鋭の超高速船で島に向かう優の前に飛んでくるのが、歩く災厄、ザ・デストロイヤーの染井芳乃か・・・。まあトラブルメーカーとして現れたのは分かる。恐らく彼女のせいで最後は遺跡大崩落とかいうオチになるんだろう。ある意味では古代遺跡を封印することを任務としているアーガスの目的とは合致しているかもしれないが(笑)。

 しかしあの超高速船、超伝導駆動にレーザー砲なんて反則技も持ってたんだな。普通の高速船でも海上で自動車ぐらいのスピードは出せるが、あの速度は狂気の沙汰だな。で、その速度を利用してハープーンが最終的にホップして標的に狙いを定めるところで急加速してかわしたと。まあ滅茶苦茶なやり方だし、加速性能が普通の高速船だったら不可能な方法だわな。

 謎の島で怪しいゴーレムと戦ったりとか、相変わらず目まぐるしいアクションが多いですが、今回は特にスピーディーだな。まあ最後の見せ場としては良好か。

 

 

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