定番アイテム水晶髑髏の登場です
今回はOパーツと言われた時の定番の品である水晶髑髏に纏わる物語。その水晶髑髏がとてつもないエネルギーを秘めているってか。水晶に見えるが実は未知の物質であり、それが膨大なエネルギーをって、化学エネルギーとして蓄えるには質量とかからみて無理がありそうだから、異次元空間を生成してそこにエネルギーを云々とかいう与太話でなかったら、やはり一種の核エネルギーだろうか。そしてそのエネルギーを狙ってナチスの復活を目論んでいるらしき時代錯誤なネオナチ組織が敵って構図のようで。もっともベルリン空襲で死にかけた子供がボスのようだから、やっぱりこの作品ってすごく古いんだよな。現在が舞台だったら、ベルリン空襲の頃に10才ぐらいの子供だったとしても、今は90才近くのジジイってことになってしまうから、とても秘密結社を仕切るどころの話でない。
発掘に協力していた博士は変態殺し屋に惨殺され、奪われた水晶髑髏を取り戻すべく優が敵のアジトに乗り込む。とりあえずドーピング加速マッチョは叩きのめし、変態ナイフ使いも恐らく問題外だと思われたが、現れた謎の戦闘気功師がタチが悪かったと。アーマーを無視して内部から破壊するという掟破りの攻撃のようだから、物理防御は不可か。こりゃ反則技だな。アーマーの防御力を生かして、超接近戦でボコり合いをする優には一番相性の悪い相手だな。
分が悪い相手を敵に回してどう戦うか
そして優の前に現れた教授の娘は高校の先生かよ。これってまともな高校生やっていない優にとっては天敵のような存在だな。しかもいきなり先生風吹かされて優は振り回されているし。優って、結構押しの強い相手には弱いってとこがあるみたいだな。実はさりげなモテ男なんだが。毎回あまりにむさ苦しい展開になるのもあまりなので、大体はヒロインを出してくるんですが、流石に状況が状況だけにやけに気が強くて少々マッドなヒロインが多い。そのことを考えたら、今回のヒロインはまだ一番まともな方か?
とりあえず実験を盗み見していたようだが、あそこまで大々的な実験をやったら普通はすぐにバレるわな。と言うことは、連中は最早バレても良いと言う段階に達したと判断したということか。ラピュタの雷をネタに世界中を脅迫するとかそういうレベルの戦術かな。当然ながら優はそれを阻止して水晶髑髏を奪取するんだろうけど、あの戦闘気功師には正面から当たったら勝ち目なさそうだな。まあゴルゴなら長距離スナイプでチュドンで終わりそうだが。
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