魔王学院の不適合者II　第9話「二千年後に祈りを込めて」

2000年前の謎がいよいよ明かされる

　いよいよシンとレノの間に何が起こったのかということの核心が語られることになりました。うーん、愛を知らないはずのシンがレノと結局は結婚したのか。シンがそもそも結婚の意味を理解しているのかどうかが微妙なところだったが、レノが押しきった感がありあり。そしてそのまま初夜に投入した模様。レノがシンを押し倒したのか? とりあえず妊娠はしたようであるから、ことはあったんだな。

原作はまた進んでいるみたいですね

　で、そのレノが生むことになる子供が神が仕組んだものだったと。ただ神が仕組んだかどうかはともかく、ミサは半妖半魔として生まれてきてるんだから、血としては間違いなくシンのものを引いているということだわな。レノは無理矢理にミサを産まされたが、その時に平和な2000年後に産まれるように仕組んだというわけか。シンはこの後、転生したのかどうかは定かではないんだが、精霊王としてずっとミサを守っていたようである。

まあ無双の魔王様が世界の原理から何から無視して解決してくれるでしょう

　ゴチャゴチャとややこしいことがあったようだが、慈愛の魔王様は既にミサの誕生の元になるアヴォス・ディルへヴィアの噂に関して細工を仕組んだようであるから、それが今後に伏線として生きてくるんだろうな。これからは世の理から因果律までぶっ壊す無敵の魔王様が、強引にハッピーエンドにまで持っていくんだろうと思われるが。「世の因果律如きで、俺が諦めるとでも思っているのか?」とかサラッと言いそうだわな。過去に大きな変化を加えることは出来ないとか言っていたが、どうも豪快に歴史捏造しそう。

　結局はこの作品の特徴から見て、超力技で大団円に持っていくだろうことは予測がつく。リィナは叶わなかった愛の妖精云々ってことが言われていたが、これは消滅したレノが変異した姿だろう。精霊は転生はしないと言っていたが、こういう形でその根源を変えて新たに産まれることがあるってところか。彼女がシンに対しての愛を思い出した時に、レノとしての記憶が甦って目出度し目出度しってオチになるのが何となく見えてるな。

　で、ミサの親父がシンってことか。こりゃ頑固親父になりそうだからレイは大変だ。「私はまだ娘を君にやるとは言ってはいないが」とかサラッと言いそう。こりゃ剣で義父を説得するしかなくなりそう。アノス「シンの娘愛は実はかなり強そうだな」シン「私は娘を守る義務があるだけで・・・これを愛というのでしょうか? 私にはよく分かりません。」レノ「どころかかなりの親バカだよ。」シン「私はバカですか?」なんてやりとりがあるかも。