白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

SYNDUALITY Noir 第8話「Pure dream」

エリーのカナタへのアプローチが、例によって空滑り

 今回は定番の与太話「夏だ、プールだ、水着だ」の回です。何か昭和の時代からこのパターンって不滅ですね。もう令和だってのに、流石にこのパターンははずせんか。まあ美少女ワラワラタイプの作品の場合、こういうのを入れないとオタから苦情が出るとかいう話もあるとかないとか。

メディアミックス系のお約束でフィギュアやプラモが先行販売

 しかしエリーはカナタにデートに誘われたと思って、ルンルン気分で一気にカナタとの仲を進めるべく気合いを入れていたのに、カナタを取り巻く美女軍団に完全に脱力しておりました。カナタの幼なじみというアドバンテージがあるにも関わらず、逆にそれが足枷になって今ひとつ距離を詰められずにいるエリー。それにそもそもエリーの競争相手は尽くメイガスってのは決定的な要素にならんのか? いくらカナタがメイガスを人と区別しないと言っても、メイガスにカナタの子は産めないはずだから。

 

 

シエルまで乱入して、どことなくマクロスが連想されるのだが・・・

 それにしてもエリーの気持ちは回りには分かりやすすぎるぐらい分かりやすいのだが、何かと回りに気を利かせることの出来るカナタが、ことこの件に関しては完全スルーなのは、回り(ノワールを除く)も「なんで?」って感じがある模様。まあありがちの「あまりに近くにいすぎて異性としては意識していない」ってパターンだろうか。まあそう言う意味では今回のエリーの水着でのアプローチは十二分にカナタを刺激していたようだが。カナタの反応も少しギクシャクしてたし。

 しかしそこにさらに乱入して話をややこしくするのがシエルか。何か意図的にカナタにモーションかけてますからね。今回はシエル特別ライブ(マネージャーはなぜトキオ先輩)まで入っていよいよマクロスがちらつくようになってきた。何か「プロトカルチャー・・・」って感じだわ。それにしても前回はカナタに対してやたらにお姉さん風を吹かせていたシエルですが、今回は何とはなく前回よりも幼めに見えるようになってる気が・・・。うーん、一条輝と最初出会った時は「おばさん」と言われてしまったのに、仲が進むにつれてドンドンと若返っていった早瀬未沙を連想させる。うーん、もしかしてこの作品って令和のマクロスだったのか? そう言えば頼れる?軟派な先輩もいるな。それはともかくとしてノワールの存在感が限りなく薄くなってきている。

 

 

次話はこちら

anime.ksagi.work

前話はこちら

anime.ksagi.work