白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

SYNDUALITY Noir 第7話「My dear...」

カナタに姉さん女房が誕生

 前回に暴走したことから検査を受けることになったノワール。エリーはこれ幸いと邪魔者がいない間にカナタの元にと思ったら、既に押しかけ姉さん女房がいたと。シエルは戦闘以外は全くポンコツなノワールと違って、やたらに有能です。しかしカナタに対してはやけにお姉さん風を吹かせまくる。カナタは完全にシエルのペースにはめられて手玉に取られているというところです。シエルはあちこちを渡り歩いていたようで、さすがに海千山千のようです。一方のカナタ君は、クラウディアにも良いように利用されていたように、どうも年上の綺麗なお姉さんには弱いようです。

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 そして今まで語られていなかったカナタの過去がようやく出てきます。親父はドリフターで、そのパートナーのメイガスに実質的に母親として育てられたので、人とメイガスを区別すると言うことを出来ないと。また父が目指していた楽園を目指しているという、ラピュタを探しているパズーみたいなことを言ってました。しかしその楽園がこの作品のどうやら鍵のようですね。ノワールがその鍵である可能性が高く、シエルはその鍵を探している組織の諜報員だった模様。そう言えばクラウディア達の背後にいた組織も恐らくそれを探していた模様だし、例のシャア達もそれを探しているようだな。何か多くの思惑が交錯してきて、カナタはいきなりその渦中に放り込まれるという展開のようだ。

 

 

シエルとの戦闘がすごすぎたようだが

 で、正体を偽ってスパイ活動をしているシエルは、カナタに対して良心の呵責のような物を感じていた模様。それを微妙に感じ取るカナタ。どうもこういう空気を読むのは非常に敏感な模様。の割にはエリーの露骨すぎるぐらいむき出しの好意についてはスルーなんだよな。気がついていないのか、エリーに対して恋愛感情を持たないから逸らしているのか。シエルのためにわざわざ歌を歌えるステージを探してくると言う心遣い。これには明らかにシエルもグッときたようで、完全にカナタに対してマイダーリンを見てしまっているようだが・・・。

 そこに突然乱入するのがいつもの謎生物。ノワールがいないのでシエルとコンビを組むカナタだが・・・。シエル強すぎないか? まあカナタの腕も上がってるんだろうけど、何かかなり無双化しているような気配が。ちなみに歌に合わせて繰り広げられる戦闘シーンは格好良いし、非常に見事。恐らく本作のこれまでの中でも出色のシーンでは。もっともこういうことをやられると、まるっきり「マクロス」に見えちゃうんだが。それでなくてもシエルのキャラデザインって、マクロスに出てきそうな雰囲気あるから。最後はシエルが歌う「愛、おぼえていますか」の元に全軍大突撃するんか? まあノワールはもろに綾波だし、この作品って随所で今までの他の作品の影がチラチラと見えるんだよな。オマージュであります、リスペクトでありますってやつ。

 

 

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