無職転生2　第8話「絶望の婚約者」

クリフ君が思いがけない展開へ

　かつてエリスに惚れたものの、エリスはルーデウスの自慢ばっかりでものの見事に振られてしまったために、ルーデウスに一方的に敵対心を抱いていたクリフ君ですが、なんと男食いのエリナリーゼに惚れたらしく、ルーデウスに紹介を頼んでくるという・・・。まあクリフも一方的にルーデウスを敵視していたくせに、厚かましいというか図太いというか・・・。しかしエリナリーゼの呪いのことを聞いた上でそれでもお願いしますというのは男らしいというか、それとも絶倫なのか。10代男子とかだったら、年上の綺麗なお姉さんとだったら毎晩でもやれるか・・・。

コミックは18巻まで出ている模様

　ルーデウスにしたら、クリフの過去のいきさつなんて全く知らないから、「なんでこいつは最初から俺に敵意を持って接してくるんだ?」ってなもんだな。それだけに今回の相談は「なんじゃそりゃ!」と「おいおい、選りに選ってそれか?」ってなところだろう。ルーデウスにしてもエリナリーゼと共に行動して、彼女の行動については仕方ないとはいっても辟易していたようですから。しかしよくよく考えるとヴィッチの呪いのかかった美女とED少年って、とんでもない組み合わせではあったわな。もっともルーデウスからしたら、EDになってなくてもこういうタイプはアウトオブ眼中だったっぽいが。ルーデウスの女性の嗜好って、やっぱり中の人がヒキニートだよなと感じさせるところがあるから。

発情期の獣は大変です

　そして後半はこれまた恋愛・・・というか、獣族の発情期に纏わるドタバタで、あの姫君二人が面倒を全部ルーデウスに押し付けてくると・・・。ルーデウスにしても成り行きで二人のボスになっちまったから無視も出来なくなったか。で、求婚者何十人ぶっ倒せば良いんだ? と思っていたら、魔王の乱入によって1人に絞られたのは良かったが・・・。それにしても唐突に脳天気な魔王が現れたなと思ったら、ルーデウスに魔眼をくれたあのキシリカの婚約者か。なんか魔族って変な奴しかいないのか?って感じだな。まあ人類とは基本的に価値観が違うんだろうが。それでも一応は今は平和共存してるのか。

　で、行きがかり上ルーデウスは魔王パーディガーディと戦う羽目に。余裕綽々と「全力の魔法をぶつけてこい」という魔王に対して、ルーデウスは思い切り溜めまくった全力のゲッタードリルで応戦。ものの見事に魔王は四散するが、この程度では死なないのが不死の魔王らしい。どうやらバラバラの肉片に散っても、再度集結するという荒技を持っている模様。となると、こいつを封じる場合にはバラバラにして、それをバラバラのままに隔離するという方法になるか。まあ脳筋系で、悪い奴ではなさそうだが。