事態は急展開していく
怒濤の進行というか、ネタばらしの行列というか。ここにきてやはり幸人君の正体が水龍の生まれ変わりだった模様ということが発覚。やっぱり影も形も出てこなかった幸人君の母親は、そもそも最初から存在しなかったってか。結局は最終的には火龍を鎮めるのは幸人の水龍としての覚醒ってことなんだろうけど、まだ幸人は水龍としてあまりに未熟すぎるってことのようだ。で、それまでの経緯を春秋に聞かせられて、幸人はようやく「やっぱりあのオッサンは親父か」と理解出来たようであるが。
島の異変に酔いつぶれていた市長が一気に素面に戻って陣頭指揮とってます。まああるべき首長の姿ですな。もし大阪でこのような事態になったら、あの首長だと自分だけまず何か理由を付けて一番に避難しそうですが。なお役所の連中も少ない陣容で大車輪の活躍をしている模様です。まああれだけ次々と適切に手配出来る有能な市長の元でなら働けるだろうな。緊急事態でドタバタしている時に、イソジン飲めとかカッパ集めろとかアホな指示でかき回す首長とは違うので。そして美魔女百々子さんも防災委員として最前線で奮闘してます。やっぱり中身は「島のおっかさん」なんでしょうね。
お約束通りに現場に駆けつける幸人だが、果たして何が出来るのか?
春秋は幸人と共に弟子2人を避難させ、自身は師匠と同じく命を捨てて火龍を抑えるべく噴火した島に向かう。しかし極めて予想通りにそこに朱も現れて、互いに心ならずも共同戦線を張ることに。朱はやっぱり、最終的に力尽くで火龍を抑える(それとも滅ぼす?)ために力を追求していたようです。「後一回の戦いが出来れば十分」って言っていたのは、説明がなくても火龍と戦うことだってのは推測がついたが。何しろ諸々の点でお約束展開だったから。ただ火龍は10年前よりもさらに猛っているようで、2人がかりでも抑えつけることが出来なくて、一時立て直しとなった模様。
そして避難を命じられたものの納得がいっていなかった幸人に対して、駆けつけて来た一条さんは当たり前のように朱を追っかけていたので、なぜか4人なのに3対2の多数決で追っかけることが決定。まるっきりジャイアンなみの超理論をごり押しする暴力キャラでもある一条さん。イマイチ主体性の薄いモブ弟子二人組も同行することになって現場に現れてしまったところで次回か。
とにかく進行を急ぐこの作品ですが、今回はさらに一気に畳みかけてきますね。次回ぐらいでいきなり最終回じゃないかってぐらいのペースですが、多分1クール12話ですよね。この進行で最後の3話をどういう配分するのかが今から注目だが。
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