無職転生2　第7話「獣族令嬢拉致監禁事件」

獣人娘二人をとっちめるルーデウス

　今回はルーデウスが獣族の姫君のリニアとプルセナを力尽くで手名付けてしまうという展開。体術でも魔力でも完全に圧倒して瞬殺状態だったので、その時点で二人のルーデウスに対する呼び方が「ボス」になっちまったのがいかにも獣的(笑)。ルーデウスは捕らえた二人に対して陵辱の限りを尽くし・・・なんてことも一瞬考えたようだが、やっぱり息子の方が全く反応しなかった模様。ルーデウスのED克服の葛藤はまだまだ長そうだ。

コミックは18巻まで出ている模様

　まあ彼女たちの戦いはスピード重視で、しかもある程度二人での連携も出来るみたいだから、クソ力はあってもスピードと器用さがないザノバではやられたのは分かる。それにザノバの力って非常識だから、本気で発揮したら相手を殺しかねないので手加減をせざるを得ないだろう。だけど器用さがないから、恐らく手加減しようとしたら全く力を出せないんだろうってことも想像つく。しかし二人のスピードも剣王ギレーヌに体術鍛えられていたルーデウスには全く通用しなかった。動きを読む魔眼も持ってるし。結局最後は泥沼のルーデウスらしい技でプルセナを仕留めたが。それにしても「どういう罰を与えたら良いだろう」ってフィッツに相談するか?

まあこの作品ってエロ的な要素は根本になってるが

　一方のフィッツ先輩ことシルフィーは、ルーデウスと再会したことであからさまに色気が増してきてるんだが、それでもフィッツのことをまだ男だと思っている鈍感なルーデウス。ただどことなく時々ドキッとしている反応が見られることから「あれ、俺ってその気はないはずなのに、男にドギマギし始めている・・・」と別の性癖に目覚めかねない状況になっている。いやいやルーデウスは筋金入りのヘテロですから・・・。シルフィーが「もしルーデウスと一緒になっても、ルーデウスは他の女性も・・・」ってことを考えていたが、それはまさしくその通りです。何しろ現時点で本命が三人いるんだから。ルーデウスのスケベ親父のパウロでさえ、本妻に愛人一人だったんだから、かなりのものです。

　結局はこの作品って、ヒキニートで童貞のまま死んじまったオッサンが、子供の時からやり直してモテモテのリア充になるぞって話でもあるんだよな。基本的にやり直した人生を真面目に生きてはいるんだが、決して倫理観自体は高くはない(笑)。まあ先の人生でやり残したことをやり直しているという感じかな。しかし根っこは親父の愛人が気持ち悪がったぐらいのエロガキだからな。とてもじゃないけどフィッツに見せられたものでないご本尊とか・・・。そういやそもそも今回の騒動の原因もフィギュアぶっ壊された恨みで怒り狂ったんだから、ホントに根っこはエロオタだよな。

　まあこれ以上書いてたら、そっち系のやばいキーワードが増えてしまって、うちのブログが18禁認定されたらかなわんからこのくらいにしておくか(笑)。それでなくても私のメインブログの「徒然草枕」の方、以前にNHKの正月ドラマの「ライジング若冲」扱ったせいで、うちのブログにBLのキーワードでたどり着く読者が増えて、うちがそっち系のサイトと間違われそうになったことがあるからな(笑)。しかしこの作品、そういう要素は最初から不可分なんだよな。この辺りが中国で放送禁止食らったとかいう理由か。