学園生活をそれなりにエンジョイしているルーデウスだが
学園生活のリズムも出来てきたルーデウスは、フィッツことシルフィーと交流を深めている。しかしあまりに可愛すぎるフィッツに時折ドキッとして「えっ、俺ってゲイの嗜好はないはずなんだが・・・」と戸惑っているという内容。まあルーデウスってフィッツのことを男だと信じ込んでいるから。シルフィーがハーフエルフのせいもあって、あまりグラマーなタイプでないのも大きいだろうな。エルフって本来は種族的にあまりグラマーにはならないはずだから。もっとも最近はそういう設定をすっ飛ばしたキャラも多々存在するけど。
新キャラが登場することになったようで
そして弟子のザノバにフィギュア作りの指導も頼まれたようだが、ザノバは怪力のせいもあってか手先は全くだったと。まあザノバでなくても私でも粘土の塊から削り出しでフィギュア作るなんて技は無理だわ。それが出来たらミケランジェロを襲名出来るわ。まだ魔法でイメージを作り出す方が余程マシ。結局はザノバはものにならないから、代わりに奴隷市場で手先の器用なドワーフを購入するということに。
父親の借金のせいで家族丸ごと奴隷になったという少女は、かなり生きる希望を失っていたようだが、それでもルーデウスに対して生きたいというメッセージを発したことから、ルーデウスは彼女を買い取った模様。彼女はザノバがかつて誤って殺してしまった弟(ザノバが力加減をミスって首を引き抜いたとか)の名にちなんでジュリエットと名付けられたか。それにしても制御の出来ない力ほどタチの悪いものはない。しかしそういう凄惨な過去を持っている割には、あのザノバの性格って謎だな。
話の核心は「いつ、ルーデウスがフィッツの正体がシルフィーであることに気付くか」になってるんだが、まだ引っ張りそうだな。あからさまにシルフィーは匂わせてるんだが、どうもルーデウスは「まさか」の考えが強いようで、そういう可能性に思い至りもしていない模様。この辺りの鈍さは中の人が元々はコミュ障ってところから来ているということなんだろうが。それにしても学園に来てから、極端に話の動きがなくなったな。あまりに普通に学園ものしていて。
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