白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

AYAKA -あやか- 第7話「昔話とかいいからさ」

ようやく過去のいきさつが明かされるが

 前回に過去のいきさつがほぼほぼ見えたのですが、今回は念押しのようにそれを回想として持ってきました。それも幸人が百々子さんから話を聞かされるというパターンで。それにしてもこの作品、こういうところの展開はお約束というかコテコテだな。しかもその内容が予測の範囲から一歩もはみ出していないというところがこれまた。

     
既にBlu-rayの発売だけは決まっているようで

 で、判明した重要事項は、幸人の親父は輩でしたということと、百々子さんは美魔女ですの2点か(笑)。まああまりにお約束な内容過ぎて改めて驚くようなことは何一つないからな。前回からギアチェンジして展開を急いでいるなという気がしていたが、もう一気に解決編に向かって爆走中という印象だ。

 

 

大体先行きが見えたが、果たしてお約束街道を驀進するか

 過去のいきさつから今後の展開も大体見えてきましたね。とりあえず先の火龍の暴走は幸人の親父が命を張って止めたが、それでも根本解決にはなっていない。根本的には火龍をどうにかしないといけないんだが、そのためには対になっていたはずの水龍の復活が必要そうと。恐らく朱は自分が力をつけて火龍そのものを滅してしまうことを考えているんだと思うが、現実にはそれは世界のバランスを大きく崩すことになるんだろう。それに恐らく朱も無事では済まない。だからこれには春秋は全面反対ってとこか。

 最終的に再び火龍が暴走する気配を見せるようになる。それに対して水の術を持つ幸人と尽義が水龍を復活させるべく必死の術を行使することになる。一方の春秋は時間稼ぎのためにに命がけで火龍を抑えようとするが、圧倒的な力の前に大苦戦になる。そこに現れる朱。2人は目的と思惑の違いを超えて図らずしも共闘する羽目になる。ギリギリの攻防の中で朱はついにアラミタマに捕らわれてしまいそうになる。そうなった時にギリギリで尽義と幸人の術が成功、水龍が復活したことで火龍が牽制されて調和が戻りかける。そうなったところで春秋がまさに身体を張って朱を呼び戻す(この過程で師匠の魂の類いが現れる展開もあり)。そして全てが解決して目出度し目出度しという辺りかな。

 まあここまでほとんど予想の範疇からはみ出さないコテコテの展開している作品ですから、全くかけ離れるということはないと思うんだが。制作者が作品世界をぶち壊すという破壊衝動に駆られない限りは。

 

 

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