辺境に飛ばされたヘルクたちのスローライフ
どうやら辺境の島に飛ばされてしまったヘルクとヴァミリオちゃん。ここから作品は「辺境の孤島に魔族幹部のツンデレ美少女と一緒に飛ばされてしまったので、全てを放り出して辺境スローライフすることにした」に変わります・・・とはならんのだわな。とにかくムダに前向きで体育会系のヘルクの元では。
ヴァミリオが目覚めた時には既にしっかりと小屋を作っているヘルク。とにかくムダに器用な男である。しかも既に周辺探索はして状況は把握済み。とりあえずどっちに向かったら良いかは分からんが、一応船は作っておこうという周到さ。それにしてもそれが筏って、何か小屋のクオリティに比べたらクオリティ低すぎないか?(ヴァミリオちゃんも同じことを指摘してたな) ヘルクなら独力で小型帆船ぐらいなら作りそうだが。まあヘルクの腕力と無尽蔵の体力を持ってしたら、帆はいらんか。少々の海なら高速船ぐらいのスピードで超えそうだし、長期航海にもならないという判断かな。
新マスコットキャラも出てきたようで
で、のどかな島に合わせての謎のマスコットキャラも登場。まさか喋るとは思わんかったが。この島だけのゲストキャラか、それともこの後も出てくるか。パターンとしては、この手のキャラはヘルクと行動を共にすることになるのが王道。その上で単なるお荷物かと思っていたら、思わぬ重要な役割を果たすというところがお約束。
残されたアズドラたちは、最愛のヴァミリオちゃんを救出すべく探知の魔法を駆使。しかしどうやらヴァミリオは彼らの勢力圏よりも遥かに遠くに飛ばされているということが分かったというそれだけ。と言うわけで本国からの救援はほぼ期待できないので、意地でも自力で戻ってくるしかないようです。
何となくこれからの展開が見えてきた
最後にヘルクたちの前に現れるおどろおどろしい雰囲気の人物。普通に考えたらここの村長だろうな。まあ余所者に対して警戒しているのは確か。もっともヘルクは既にそれをすっ飛ばして溶け込んでしまっているようだが。ピウイが完全にヘルクに馴染んでいるようなので、ピウイが村の中でどういう位置づけかによって扱いが変わりそう。
なお前回私は、この展開のテンポで12話で話が収まるんだろうかと心配していたんだが、「この作品は2期まとめて製作されることが決定されている」という情報を頂いた。となると全24話ぐらいか。まあそれならそれなりにストーリーが展開するところまでは進みそうだな。ザクッと調べたところによると、原作は一応は完結しているのか。だとしたら24話使って最後までやるってことかな(これで途中で切ったらマヌケすぎる)。となりゃ、それなりに期待は出来そうだ。目下のところ結構面白いから。
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