白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

SYNDUALITY Noir 第5話「Drifting the maze」

ノアールとのレベルアップをめざすカナタだが・・・

 ドリフターズとして強くなるのに、メイガスであるノアールとの関係を強めようとするカナタだが、手っ取り早く絆を強めようという方法は、チェリーボーイのカナタ君には刺激が強すぎてダメ。そもそもノアールの方も良く分かってないという状況で、何かトンチンカンなシンクロを始める始末。まるっきり綾波化しているノアール。おかげでツンデレエリーが大誤解してのドタバタというお約束。

メディアミックス系のお約束でフィギュアやプラモが先行販売

 そんな調子のカナタとノアールだから、結局は何だかんだで峰不二子・・・じゃなかった、クラウディアに再び騙されて売り飛ばされ兼ねない状況に。またもや「そりゃないぜ、不二子ちゃ~ん」展開です。何やらゼロ型メイガス(初期モデルって意味かな)を狙っている怪しい連中(何となく先の黒い彗星のシャアと関わりのありそうな気がするが)に餌食になりそうに。しかしそこに現れたのが過保護気味な保護者のトキオと、ツンデレエリー、さらには久しぶりのマイケルまでオールスターキャストで乱入して団体戦に。

 

 

とりあえずレベルアップは果たしたようだが

 で、クラウディアと一騎討ちになったカナタは、見事なノアールとの連携でクラウディアの弱点を一点突破で突いて勝利。これでカナタはレベルアップで「パララララッパッパー」ですね。なんだかんだで相変わらずカナタ君は甘々ですが、この甘々さが恐らく何だかんだで、今後クラウディアにも恩義を感じさせることになるのでしょう。

 多分、初期型のゼロ型メイガスはこの世界に関する何か重要な情報を持っており、ノアールが記憶喪失なのもそれに関係あるって辺りが普通の展開かな。で、その情報を何らかの目的で狙っているのが、今回登場した連中とシャアという辺りか。そしてカナタはノアールとの関係上、否応なしにそれに巻き込まれていくと。そうこうしていくうちに、シャアと雌雄を決するのか、それとも共闘することになるのか。

 

 

一応今後の展開は見えてきたようです

 ところでアニメではなぜかやたらに高性能な初期型とかプロトタイプなんてのが登場するんですが、本来は技術開発を考えたらこれっておかしいんですよね。通常は初期型よりも後継機の方が性能が高いはずだし、プロトタイプなんて正式型に比べると使い物にならないのが当たり前なんです。どうもアニメの世界はやけに高性能なプロトタイプとか、後継機を凌ぐ能力を持つ初期型とかが登場するが。やっぱりプロトタイプのガンダムに比して、正式量産型のジムがショボすぎたという事例がこの世界のトレンドを決めてしまったんだろうか。まあジムは正式量産型ってよりも、あえていうなら廉価版でガンダムエコノミーってところなんだが。パトレイバーで98エコノミーがグリフォンにボコボコにされたみたいなもので。

     
スゲーな、98エコノミーまでソフビモデルがあるのか
     
だけどパトレイバーと言えばやっぱりこれだな

 例によって大きく話が逸れてしまいましたが(まあ私のブログは所詮はジジイの与太話だが)、とりあえず前回に感じた「ただ単にキャラをバラバラと並べていくだけ」という作品ではなさそうでまずは一安心ってのが本音かな。後は気になるとしたら、キチンと最後に決着がつくのか。こんなことは本来は当たり前の事なんだが、最近はこの当たり前の事を全く放り出している作品が多いからな。まあこの作品の場合は、コミック原作付きでないので、原作の関係で途中で話が打ち切りってことはないだろうけど、メディアミックスというのが全く別の不吉な要因なんだよな。

 

 

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