白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

AYAKA -あやか- 第6話「師匠がいたら大目玉だな」

急に展開を急ぎだした印象が

 唐突に戦闘シーンから始まる今回だが、唐突な始まりも含めて、急にギアチェンジしたかのように一気に盛り込んできましたね。今まで主人公の平和すぎる離島ライフばかりを追いかけてましたから。あまりに唐突に展開を急いでいる気も。シリーズ全体の構成をキチンと設計してるのかが若干の不安。もっとも考えようによれば、こうやって今回展開を急いでいるって事は、一応は構成について考えはあるんだろうと言えなくはないが。それが上手いか下手かは分からんが。

     
既にBlu-rayの発売だけは決まっているようで

 とりあえず今回描いていたことは、一条さんは見た目の通りのツンデレ少女で、しかもなかなかの凄腕ってこと。しかし今回で早くも幸人にデレの一端を見せてます。正直「デレるの早っ」って印象ですが。まあ話の先を急いでるんでしょうね(笑)。彼女が朱についているのは、昔に命を救われたことがあったということか。

 

 

朱と春秋の対立は師匠の死に原因が

 そして朱と春秋の対立がかなり根深いということはハッキリしましたが、それには彼らの師匠(幸人の親父)の死が絡んでいると。朱の話では自分達が力不足だったために師匠が命を落としたというような話でした。朱にも春秋にも身体に傷のようなものがある描写が今回なされてましたが、あれは火傷のつもりでしょうかね。ここで推測できるのは、以前に島で火龍か何かが暴れた時に、二人はそれを鎮めることが出来なくて重傷を負い、師匠が彼らを助けるために命を張ったってことか。

 結局それがトラウマとなり、朱は邪法に手を染めてでもアラミタマを圧倒する力を求めたと。春秋は朱の取った方法の危険性も分かっているので、そのことに対して怒りを持っていると。春秋の話ではこのまま行けば、いずれは朱が自我を失って自身もアラミタマに取り込まれる可能性があるような気配です。

 で、主人公の幸人ですが、修行をしてそれなりの力を手にはしてますが、まだまだ経験不足で自身の膨大な力を制御して引き出すには至っていないと。まあこの辺りはお約束ですね。というか、いきなり天性の素質とかで初っ端から主人公が無双な能力発揮するっていうご都合主義作品よりはキチンとしてるわな、その辺り。いくら展開を急いでいてもこれは外せん。

 

 

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