白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

七つの魔剣が支配する 第5話「蛇眼(グレアー)」

予想通りにカティアが騒動の中心に

 やっぱり人権活動家カティがトラブルを招き寄せたか。ただ思っていたよりも早かったな。私はもっと終盤の話の根幹をなすような大陰謀に関わると思っていたが、中盤に中ボス登場でか。となると、終盤に来るのはそもそもオリバーがここにやって来た目的でもある使命に関わる問題か。だとすると、綺麗に決着は付くかどうかは不明だが、一応は12話ぐらいで何かの決着はつける設計か。

     
コミックは7巻まで出ている模様

 アンドリューズがけしかけたこともあって、クラスから総スカンを食らっていた感のあったオリバー組であるが、やはりあの大事件で命を救われて、当のアンドリューズ自身が完全に転んだこともあって、明らかに風当たりは変わったようです。もっともそうなると、急に学園与太話めいた展開になってくるのはこの手の作品のパターンです。もっとも元々底辺にどす黒いものが流れているので、与太話にはなりきりませんが。これが完全に与太話になりきったら、先の「冰剣の魔術師」になっちまう。

 

 

いろいろと邪悪な連中が潜んでいるようで

 で、オリバーは顔にまんま「ろくでなし」と書いてあるような錬金術の教師に見込まれた模様。アンドリューズは「危険な噂のある奴だから注意しろ」とわざわざアドバイスまでくれてます。まあ言われるまでもなくオリバーは相手のヤバさには気付いているでしょう。ただオリバーが抱えているらしい目的のために、それを承知であえて接近するという可能性はありそうですね。もっともあの手の見るからに怪しげでヤバそうな奴って、大抵はラスボスではなくて、手下って場合が多いですね。

 今回カティをさらったのはミリガン先輩ですか。まあこの手のタイプは裏があるってのはお約束ですし、前回のラストでそれは匂わせてましたからお約束ってところですね。どうやらこの方の家系は代々マッドサイエンティストのようです。「危害を加えるつもりはありませんよ。頭をぶっ裂くだけで。」なんて感じですね。しかも片眼隠しキャラのお約束として魔眼持ちか。この番組では蛇眼と呼んでいて、まさにメデューサ並の石化能力のようですが。もっともオリバーがそれを解除したようだから、無敵の能力ってことでもないようですが。この手の能力に対する対処法は、伝統的には鏡で相手に跳ね返すってものなんだが、それは通用するんだろうか。

 

 

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