七つの魔剣が支配する　第3話「死兵(ソルジャー)」第4話「円形闘技場(コロシアム)」

何やらナナオはいきなりデレたらしい

　とりあえず相変わらず何やら裏がある学園ものを繰り広げている。いきなり学園の裏に引き込まれたオリバー一行は何やら怪しいサキュバス姉ちゃんとネクロマンサー兄貴に追い込まれる羽目に。幸いにしてこいつら自身は仲が悪いみたいだから、隙を見て逃げだそうとしたものの、さすがにそこまでは甘くなかった・・・というところに死にたがりナナオの登場か。

コミックは7巻まで出ている模様

　相変わらずオリバーはナナオの死にたがりにかなり怒りを感じている模様。この場はいかにも生徒会長っぽい先輩の乱入で事なきを得ましたが、その後はナナオの過去の告白ですか。結局は完全に死地に追い込まれた戦場からいきなり学園に送り込まれたっていう異常な体験をしている模様。まあこんな異常な体験をしていたら、異常な精神にもなるか。まあそれ以前にそもそもの精神も普通じゃないが。にしても、いきなりオリバーに諭されて納得したと思ったら、露骨にデレてしまったが・・・。何かオリバーを運命の人と思ったのでは。

そして絵に描いたようなお約束展開

　案の定、人権活動家カティは問題起こしたようですな。陰険教師がネチネチと虐めに走ったようです。とりあえずは他の教師の介入で有耶無耶になったようですが。結局は全員がいずれは彼女を中心とした何らかの騒動に巻き込まれている予感が。

　そして以前からオリバーに突っかかっていたリチャードがオリバーに決闘を申し込む展開に。しかしそこで思いがけない事故が・・・ってことだが、どうせ誰かが仕組んだ陰謀なんだろうなという予感がプンプン。もっとも目的が今ひとつ不明だが、結局はオリバーに助けられたリチャードは少しは心を入れ替えた模様・・・ん? 何かつい最近にこういうパターン通りの作品を見た記憶が・・・と思って思い出してみたら「冰剣の魔術師」か。何か名門を鼻にかけたプライドのやたらに高い男が、結果として主人公に助けられて心入れ替えたって展開があったよな。まあ絵に描いたような「お約束」展開だが。