主人公の真意不明のまま、とりあえずドタバタと進行
相変わらず何を考えているのかよく分からないヘルクですが、彼の正体を見極めるべくヴァミリオがスタッフとして潜入して・・・とのことなんだが、いきなりモロバレしている模様。最後になってきたらもう本人も隠す気がなくなっているようだが、そもそもヘルクがそういうことを全く気にしていない。
それにしても天然ボケ系のヘルクにヴァミリオがツッコミとして存在することで、作品自体が回るようになってるんだよな。この作品ってヴァミリオとヒュラ以外の主要人物は尽くボケだから。まあやっぱり、お笑いにする場合はボケに対してツッコミを配置するってのはやっぱり基本中の基本だよなってことを、この作品を見ていたらヒシヒシと感じる。
とにかくまだまだどういう方向に向かうのかが今ひとつ分からんし、ヴァミリオだけでなく視聴者もまだヘルクの思惑が分からない状態。とりあえずここまではヴァミリオを中心としたドタバタもなかなかにテンポも良くてキレもあって面白いので、何となく見続けてしまう作品だが。
ただ翼の騎士が出てきたところで、作品の空気が変わった雰囲気はある。ここからこの作品は1つの転機を経て、核心に迫ってくんだろうか。当然ながら追々ヘルクの真意が見えてくるんだろうけど、それが分かった辺りで1クール行っちゃいそうだな。何か何の決着も付かないまま終わっちまう予感が今からしてきた。
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アンデッドガールについては第1話で即オチしましたが、「自動販売機」についても第3話辺りでやっぱりご都合主義的展開が強すぎるストーリーに嫌気がさしてきたので、こちらも落ちることにします。
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