白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

THE MARGINAL SERVICE 第3話「キャビアの食べ過ぎに注意」

微妙に格好良くない戦隊が、微妙に格好悪い作戦を実行中

 やっぱり昨期の「High Card」に近い線になってきているな。あれと違うのは、あれは敵も味方もカードによる特殊能力を持っていたが、こっちは敵はモノノケの特殊能力を持っているのに対し、こっちはこれという能力はなさそうなこと。戦隊ヒーローばりにコスチュームを決めたところで、変身でもないし、単にミドリ安全のヘルメット被ってニッカポッカで身を固めただけだからな・・・。

     
Blu-rayが出るようです

 というわけで前回にも言った「格好良くないガッチャマン」路線を突っ走っているというところかな。別にそれが作品として悪いというわけでなく、むしろ作品としてはよくまとまってきてますが。

 ブライアンがアメリカの出身ということは言ってたが、その後のことは誤魔化してたな。この作品の舞台、アメリカと日本を突き混ぜたような無国籍な状況にしてるからな。アメリカと言うには無理がありすぎるし、かと言って日本も変だからな。

 

 

 で、ストーリーの進展としては、どうやら敵の大ボスらしき者が見えてきたというところか。それにしてもいきなり逮捕されているから「?」となっていたら、そいつは影武者だったというオチか。やっぱり敵の大ボスは逃げ足が速くないと(というか、こいつの場合は逃げる以前にそもそも表に出てなかったようだが)。ベルクカッツェなんて毎回逃げまくっていて、逃げのカッツェって勇名(?)が轟いてたからな。ただラバー・スーツってネーミングはどうなのよ? ゴムのウェットスーツ着たダイバーを連想したわ。

 にしても作戦にスタイリッシュさが微塵もないな。結局は前回工場を壊滅させたときも正面から力押しだったし。作戦に緻密さがないから「スパイ大作戦」ではない(笑)。どちらかと言えば「特攻野郎Aチーム」の方か。結局はあのひどい踊りで注意を惹いている間に作戦実行って・・・。あの踊りでマジで喜んでいたようだから、あの影武者、パフォーマンスのセンスの方は皆目みたいだな。するとライブとかは本人がやってたのか?

 とりあえず麻薬精製に必要だったとかい水晶ドクロは確保したものの、敵ボスは逃走中どころか、こちらの正体モロバレって展開になったようです。何らかの逆襲をかけられて、一堂危機一髪って展開になるのかな?

 

 

次話はこちら

anime.ksagi.work

前話はこちら

anime.ksagi.work