意外に普通にファンタジーし始めている
成り行きでインチキ勇者街道驀進中のトウカくんですが、ここに来て一応は勇者の代わりの自覚は出てきたか。マルグリットのことを助けてやりたいという気持ちは出てきたようだし、悪党はぶっ飛ばしてやるべきという程度の倫理観は一応は持ち合わせているようである。
で、この主人公かなりの変態なんだが、どうやらスカトロ趣味はなかったか。「俺も嫌だけど」とハッキリ言っていたからな。まあこの作品、取って付けたようなエロ要素はハッキリ言って作品的に蛇足になっている感が強いからな。今時のオタ喜ばすにはエロ要素は不可欠と考えてるんだろうが、そういうオタばかりでないから。まあそれでもさすがにあそこで主人公が「喜んで」と言ったらドン引きするオタも多いわ。
何だかんだで単なるエロ要員だったユナがどんどんと肉弾戦が強くなって、ほとんど女武道家の状態になってきているから、このパーティーも盗賊+女武闘家+魔法使いという一応最低限のバランスを取った編成になったわけか。まあこの辺りはこれでもファンタジーのお約束は踏んでるんだろうけど。とりあえず目下のところ限界ライン上を驀進中。
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