毎度毎度報われないツンデレエルフさんが登場
前回に「ツンデレエルフはどうなった」と言ってたんですが、やっぱりすぐに登場しました。ファイアドラゴンになって飛び立ったおじさんが、精神がドラゴンに取り込まれてしまっていたところ、彼女が身体を張って正気に戻したという展開。やっぱりこのツンデレさんは相変わらずけなげですな。
しかし当のおじさんには彼女の気持ちは悲しいほどに伝わらない。おじさんが異世界に行った頃にはまだツンデレの概念がなかったって言っていたが、確かにツンデレという言葉はなかったかもしれないが、ツンデレの概念自体はあったぞ。ああいうキャラって大昔からお嬢キャラのド定番だったから。ツンデレキャラといえば何となく育ちの良さみたいなものがあるってのはその名残。
で、結局何だかんだでエルフの借金をチャラにしてしまって、また無意識で恩を売ってるんだよな。そもそも最初の出会いが命を助けてもらっているわけだから、何だかんだでエルフにしたら胸キュンシチュエーションばかり。まあおじさんの方が徹底して無自覚なもんだからどうにもならんのだが。
そして最後は「寄生虫?」。ちなみにアニサキスなんかにやられたら、まさにあんな風になっちゃんうんじゃないかというぐらいの苦痛が来ます。
相変わらずの調子ですが、何となく作品がグダグダになってきたな
一方の現代の方では、おじさんが部屋の冷房に氷の精霊の力を使ったら、その対価に牛の頭を要求され・・・牛の頭なんて今の日本で簡単には手に入りませんな。ということであわや人類氷漬けの危機。結局は牛の頭の代わりに魚の頭を供えることで決着と言うことで目出度し目出度し。精霊から見たら牛も魚も人間も対して違いはないらしい。まあ人間から見たら真菌も細菌もウイルスも誤差の範囲内だからそれと同じような感覚か。
なんて相変わらずのネタを進めてるんですが、元々この作品ってギャグとしては切れ味はかなり鈍いんだが、今回も見事なほどに笑えるネタじゃないよな。何か話自体の進行方向がサッパリ見えないこともあって、どうにも作品自体がグダグダと単に続いているだけって印象が強くなってきたな。設定的にはもう少し面白味が出ても良いようなもんなんだけど。
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