白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

リコリス・リコイル 第12話「Nature versus nurture」

もう1話あるなら、真島があれで終わりのはずないよな・・・

 今回で終了・・・と思っていたらもう1話あるようですね。ですから開始数分で千束が真島をぶっ飛ばしてしまいましたが、後1話あるならこれで終わりのわけがないよな・・・と思っていたら、やはり最後で再び登場か。それにしてもこの真島も目的が分からないよな。もしかしたら本人にさえ、自分が何をやりたいのかが分かっていないのではって気もしないでもない。天性の愉快犯というか、もっともそれだと彼の下で動いている連中の目的もよく分からんが。もしかして部下にだけは何か崇高に聞こえる理念でも語って誤魔化しているのかな。単に自分の金儲けと色欲だけが目的の教祖が、信者には崇高な世界平和とかを口から出任せで語るみたいに。

   
Blu-rayの発売が既に始まっているのもいかにも今日的

 にしても千束って常にあからさまに隙だらけなんですよね。あんなところで鞄が放り込まれたら誰が考えても罠ですわな。それをろくに考えもしない様子でホイホイと取りに行くと。私は一番に爆弾を仕込まれている可能性を考えましたが、さすがにあそこで千束がドカンだったら次回の締めようがないですわな。千束は自分が超越した能力を持っているので、少々の危機だったら対応できるという意識があるのと、どうも最初から「拾った命」という感覚があって生命に今ひとつ執着していない感じがあることの裏返しでしょうか。

 

 

まだ裏のありそうな吉松の態度

 それにしても今回殊更に冷血を装っていた吉松の目的も今ひとつ見えません。何が何でも千束に殺人をやらせようとしていたところを見ると、やはり組織的には殺人者としての千束しか必要性を認められていないので、千束のためにあえて千束に殺人をさせようとしていた節が覗えました。彼は彼でかなりひねくれた態度ではあるが、一応は千束のことを考えているのではという感じがありましたね。ミカほどのストレートな態度ではないですが。にしても、ここに来てもやっぱり背後の組織の目的が全く分からんのだよな。

 で、これは予想通りでしたがクルミがかなり表立って動いて、千束たちを援護しました。伝説のハッカー・ウォールナッツの突然の復活に、自称世界最高のハッカー・ロボ太君はあえなくお縄に。常に素顔を隠していたコミュ障ロボ太(ハッカーとしての正体を隠していたという次元だけではないように感じる)は、最後にはその素顔を暴かれるんでしょうか? まあどうでも良いですけど。普通に考えたら、いかにもオタな雰囲気の情けない男が現れるところですが、ここで予想に反して美形でも現れたらそれはそれで笑う。

 

 

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