白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4 第9話「凶兆」

リューを信じ抜いたベルの前に現れる強敵

 リューと対峙することになったベルであるが、あくまでリューを信じるという姿勢を貫くベル。そうこうしているうちに外道な獣人テイマーが自らペラペラと正体を明かすという安直な結果になったようです。ベルはやっぱりリューを信じていた自分に間違いがなかったということに安心すると共に、リューはとことんまで自分を信じてきてくれたベルに対して明らかにグラッときてます。こりゃリューがベルの手の内に落ちるのも近いな(笑)。彼女って、実のところは典型的なツンデレキャラじゃないかって気もするのだが。

   
原作は小説です

 そして外道が呼び出したのは大蛇。本来は彼如きが扱えるような相手ではないようですが、マジックアイテムの助けで制御している模様。しかも彼の本命はそいつではなくて、ダンジョンを大規模破壊した時に自衛的に現れる規格外モンスターの方だった模様。そう言えば第2部のラストでそういう規格外が現れて総力戦で戦ったっけ。ダンジョンが自身に対する脅威を感じた時の一種の自衛反応のようだが、先の時はへスティアの力がダンジョン内で発動したのに対応して現れたが、今回はダンジョンの大規模破壊が引き金か。

 

 

そして更なる強敵が出現

 あの外道の目的が今ひとつハッキリしないが、まあ普通に考えられるとしたら、アイテム使ってどんなレベルのモンスターでも配下として使用できるのなら、最強のモンスターを呼び出してそれを手なづけたら、自身がダンジョンの主になれると考えるって辺りかな。もっともお約束として、過分な力を身につけようとした雑魚は、最後はその力に飲み込まれて身を滅ぼすってのがパターンですから、こいつも最後はその力によって逆にプチッとやられちまうって展開が見える。第3部にも「こいつ最終的には殺すしかどうしようもないよな」というレベルの外道が登場しましたが、その最終処分はベルではなくてベルの好敵手であるミノタウロスに委ねられましたから。やはり純粋で真っ直ぐなベル君に、相手がたとえどれだけの外道でも手を汚さすわけにはいかないんでしょう。

 どういうモンスターが現れるのか分かりませんが、リューにとってはかなり怨念のある相手のようです。「あの時と同じ」というようなことを言ってましたから、以前に策略でファミリーが全滅されられた時も、このモンスターが陰謀で呼び出されてそれに仲間が全員やられたんでしょう。となるとこのモンスターもリューにとってはある意味での仇敵か。リューにとって仇の最後の生き残りのあの外道は、途中でプチッとやられてしまい。またある意味で仇だったモンスターもベルと共に倒し、それによってリューは過去の因縁に完全に決着をつけるってオチですかね。そしてその過程で彼女は完全にベルにコケてしまって、第5番目ぐらいの愛人候補に・・・ってとこかな(笑)。

 そう言えば忘れてましたが、取り残されたパーティの他の面々も、容疑者Aによって差し向けられた大蛇を春姫のレベルブーストとかを使って何とか倒しましたね。「俺たちが深層のモンスターを倒した」って言ってましたが、確かにさり気に彼らもレベルアップを果たしているという描写です。特にあの鍛冶屋君なんて、鍛冶のスキルだけでなくて前衛としての戦闘スキルもかなり上がっているようです。

 

 

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