白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

異世界薬局 第9話「ある邪悪な男の物語」

何やら主人公の向かうところ敵なしの感

 あらあらあら、ギルドと一悶着あるのかと思ったら、知らない間にあっさりと解決している。何やらファルマの設立した調剤薬局ギルドは順調に軌道に乗っている模様。従来の薬局のギルドもそれはそれで存続しているようだから、何か知らない間に平和共存になってしまっている。本当に無敵の主人公様の前ではすべての問題が極めてあっさりと解決する平和な作品だな・・・。

   
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 その上に前回私が「ファルマに準ずる薬学知識を獲得した右腕的存在が必要となりそう」と言っていたら、ピエールがファルマの意向受けて動いているようだし、また知らない間にファルマに弟子がいるという展開に。もう主人公が通る前にはすべての困難は自ら道を開けるという徹底無双ぶり。まあ父親が宮廷薬師で、女王様からは命の恩人として全面的な信頼を得ているんだから、確かに無双になるのも当然ではあるが。それに彼の場合、転生ボーナスの天眼ももらっているが、元々の中の人がそもそも無双の薬学研究者だからな。無双の人がより力を振るいやすい環境で無双を極めている状態。

 

 

無双の主人公がペストと格闘する

 その無双のファルマ様の前に立ちはだかったのが、恐怖の黒死病ことペスト。確かにかつてヨーロッパで数度にわたって大流行し、その度に国が滅びかねないほどの犠牲者を出した病気です。現在でも決定的なワクチンは存在せず、ファルマも抗菌薬を作っていたようですが、初期に抗菌薬で対抗するしか方法がないようです。ですから蔓延する前に抑えるのが鉄則。

 なんですが、何かペストを意図的にばらまこうとしている禍々しい輩が存在する模様です。この作品で初めて登場した、明確に悪意をもった敵というべき存在でしょうか? いくら検疫やっても、意図的に細菌兵器ばらまかれたら分が悪いな。果たしてどう対処するのかというので、この事件が終わったら作品終了か。

 

 

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