白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

パリピ孔明 第11話「草船借箭」

本当にゲリラライブ決戦に持ってったわ

 うわぁ、ベタな展開だな。本当に私が予想していた線と近い展開になってきた。まあ私のセンスってかなり古いので、今時の作品は最後まで私の予想通りのベタな展開にはならないとは思うのですが・・・。ただ確かにこの作品って、今までを見てたら結構ベタな展開なんですよね。だからこそ私と相性良いというか、意外なほどに引き込まれたというか。

     
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 で、予想通りアザリエのゲリラライブにこちらから殴り込みをかけた英子達。孔明が赤壁で使った、矢を相手陣営から調達しようという策でこれが「草船借箭」。実際にこれをされたらやられた方は怒りで頭から湯気ポッポだろうな。ところでどういう情報ルートでかはしらないが、孔明は完全にアザリエの作戦情報を入手していたというわけで、ここまで行くとスパイを送り込んでいたんじゃないかって思いますね。渋谷の109の前でさらに開始時間まで何てのはそうでもないと推理でどうこうなるものではないので(もっとも場所については渋谷の109の前辺りというコテコテで来るのは私も予想は付きましたが(笑))。

 

 

結局ラップって喧嘩を売るだけなの?

 そして人を集めた上でアザリエにまず歌を歌わせてから後攻で攻める模様。ところでアザリエの歌は今回初めて出ましたが、ひどいな・・・。いや、歌がひどいというのではなくて衣装。あれだと完全にエロバンドだわ。何か最初から変なマスクいい、どうも衣装もエロの線を狙っているなと思ってたんだが、あの衣装であの演出でと来ると、完全にエロで気を惹いているのが明らか。こりゃ唐沢とやらの売るための手段はともかくとして音楽性は全くだな。となってきたら、英子の歌は七海を救うだけでなくて、音楽ゴロと化してしまっている唐沢をも救うことが出来るかってのが気になるところだが、そういう展開になったらいよいよ前回に私が予想した線に近づいてしまうんだが・・・。

 ところでなんでラッパーを引き入れる必要があるんだと思っていたら、KABE太人の大仕事は聴衆を挑発すること? なんか意味不明だな。まあその辺りは次回に種明かしするんだろうが。要は怒ろうが何しようが、とにかく関心を惹くってことだろう。この状況で無視されるのが一番ヤバいから。それとあれは明らかに七海に対するメッセージだ。この後に英子の超感動的な歌唱が聴衆の心を180度転換させ、さらには七海の心をも解放するんだろうと思うが、問題はアニメにしてしまうとそれをどう表現できるかだ。コミックや小説なら簡単なんだけど・・・。

 

 

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