白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

パリピ孔明 第12話「英子の歌」

ベタでお約束な大団円だけど、これで正解でしょう

 前回を受けてまあ見事にベタなオチです。だけどこれが正解だろうな。一応綺麗にまとまったと思う。それにしても私の予想にかなり近い線と言うことは、相当なベタだ(笑)。

     
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 問題を挙げるとすれば、実際に登場した英子の歌がそれほど感動的でもないことだな・・・と言ってもそれは仕方ない。歌うだけで万人を感動させられるようなスゴイ歌手はそもそも今の日本にいない。まあ歌は仕方ないです。その昔「俺の歌を聴け」と戦場の真ん中で歌っていた熱気バサラの歌にしてもヘボヘボでしたから。音物はね・・・コミックや小説なら誤魔化せるんだけど、アニメやドラマにしたら突然に破綻する。のだめとかピアノの森とか。

 

 

各人にも綺麗に決着をつけたが、本当にKABE太人君は必要だったのか?

 唐澤の反応なんかも大体想定内でしたね。基本は私の予想の線に近いが、さすがに私のだと唐澤のキャラとしては甘すぎるから、こういう反応が妥当なところでしょう。自身が失敗した過去を持っていて、七海達の才能を見込んだからこそ彼女たちは成功させたいという思いがあったと。まあこれ予想通りです。そして七海達も唐澤の方針に反抗はしたものもこれからもついていくと。綺麗にまとめました。

 で、今後はアザリエは英子の良きライバルとして登場するのでしょうか? まあアニメは終わっちまったから関係ないけど。第二期があるとも思えんし。

 にしても、ラッパーとして加入したKABE太人君ですが、結局は果たした役割は観客にケンカ売っただけ? 別にそれなら彼でなくても良かったような気が・・・。何かそこだけは正直釈然としない(笑)。七海の介入がなかったら肝心の歌も聴いてもらえなかったかもしれない状況だったし。単に相手の神経逆なでするだけだったら、孔明の方が実は上手いような気もするし(笑)。

 まあベタでコテコテでしたけど、それ故に私は結構好きでしたね、この作品。まあ今時の世間では多分そんなに高い評価受ける作品とは思えんけど。唐澤ではないが「一部のマニアだけに理解されても・・・」ですな。

 

 

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