白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

パリピ孔明 第7話「天下泰平の計vol.1」

それぞれの壁

 ラッパーKABE太人を仲間に加え、陣容も充実していよいよ次の段階へ。とのことだが、KABE太人は赤兎馬君との再戦で気もそぞろだし、英子もクリアすべき課題がってお約束の展開か。それにしても赤兎馬君ってあっさりと「あの解説の人」って言われてたな。やっぱり前回見てると明らかにそうだよな。私も「こいつは高橋涼介か、それとも中里毅か」って思ってたもんな(頭文字Dを知らない人はゴメンナサイ)。

     
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 そして英子は孔明の指示通りに謎のメンマーと会見。どうやら凄腕の音楽関係者っぽいが、英子の歌を「上手いけど自分がない」とバッサリ。うん、これってよくある。特に「○○に憧れて」でこの世界目指した場合、結局憧れすぎるせいで○○の物真似みたいになってしまって、個性が出なくなるってパターン。結局はそれを乗り越えるには、そこに自分独自のものを加えるしかないんだが、最初はそれが何かが分からなくて迷走すると。まあ歌に限らずすべての芸術表現で最初に突き当たるハードルの一つだわ。もしここを乗り越えられなかったら、結局は「劣化版○○」と評価される羽目になる。

 

 

今後の展開が何となく垣間見えるが

 そして悩める英子が出会ったのが謎のストリートミュージシャン。英子も驚くぐらいの実力の持ち主の模様。この二人が共鳴し合って英子がさらなる高見へということだろう。だけど普通に考えると彼女の正体は、目下のところ一番のライバルと孔明が考えていた謎のガールズバンドのボーカルってとこだろうか。孔明が「ライバル」って表現をして、この二人の出会いが吉か凶かなんて勿体ぶった表現をしていたところを見ると。それに孔明自身がボーカルはかなりの歌唱力の持ち主とも言っていたし。

 一方のKABE太人は強敵赤兎馬に対して自らの技を磨くべく研究中の模様だが、相手も並の相手ではないし、向こうもKABE太人に実力で勝利するべく復帰を促すことまでしてたんだから一筋縄ではいかないだろう。それを乗り越えて更なる高みへって展開か。

 で、いよいよ配信で勝負ってことだが、相手のバックには手段を選ばない大手プロダクションがついてるってことだから、何やら裏から手を回しての工作が来て、それを孔明がチャッチャと打ち破るなんて展開が来そうな予感があるな。何とかその音楽祭に出演して、次なる展開はって辺りで12話完かな。

 

 

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