いろいろな事実が一気に台詞で説明されるんだが
結局シュウタがたどり着いたのはランの師匠でもあったゼロス。彼も何やら24区の秘密を知っている模様で、怒濤のような台詞で状況の説明が始まるが、とにかくあまり親切な説明ではないので今ひとつ良く分からん。そうこうしているうちに次のビジョンが。結局はRGBはそれぞれの思惑で動かざるを得ないことに。
どうやらカルアデスの正体は黒葛川で、彼女はカナエシステムに欠陥があることをコウキの親父に悟らせないために、テロリストの妨害工作を装っていたと。何か分かったような分からないような説明だ。で、彼女はビジョンではクレーンの暴走を止めるための作業中に落雷で落命するはずだったんだが、そこはシュウタの必死の介入で命を取り止めたと。結局はシュウタの坑道原理は「ヒーローとして誰も犠牲にしない見捨てない」というものになった模様。RGBも反体制活動家に体制側システムエンジニア、そして正義のヒーローというわけの分からん別れ方をしてしまった。
そして生きていたような生きていないようなアスミ
一方、システムに部品として取り込まれていたアスミは、どうも意識の断片が残っている模様ということは、まだ完全には死んでいなかったと言うことか? それともシステムにつながれたことで脳が一部活動再開したか。もっとも彼女は自分がどんな状況か全く把握できないようだが、精神としては明らかに人格が残っている模様。
と言うことで各人の思惑が交錯し始めたんだが、相変わらず良く分からん内容だな。内容がややこしすぎるので、説明を延々と台詞で付けてしまおうというのはよろしくない傾向ではある。そして何よりもあからさまに話が失速気味。これからそろそろまとめに向かっていくはずなんだが、綺麗にまとめられるんだろうか? 何か最後でドッチラケオチになりそうな嫌な予感がかなりしている。
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