熊に挑みし者達
相変わらずの「お巡りさんの楽しい(ひどい?)日常」という物語が展開しています。前半は警察官には不可欠の逮捕術の訓練ですが、その相手があの熊のような副署長だとこれは明らかに分が悪い。川合ちゃんが腰が引けるのは当然として、源と山田もからっきしというのが情けない。源って、本当に取り調べの落とし以外は特技がないようですね。いつもとにかく勢いで誤魔化してるだけっていう。
副署長は副署長で、一応あれでも愛情を持って部下達を鍛えてやっているつもりのようなんですが、戦闘に臨むとどうもバーサーカー化する模様。機動隊上がりらしいから、白兵戦は日常茶飯だったってことでしょう。それにしても川合ちゃん、副署長に捕まった時に作品世界を越えてしまうような凄まじい恐怖の表情してたな。もっとも副署長の方はバーサーカー化していても女相手に手加減する程度の理性は残っているようだが。結局は3人がかりで惨敗ということで、教訓は「熊を相手に戦いを挑むな」ということの模様。
警察官はツラいです
後半は藤と川合ちゃんの深夜出動の一コマ。それにしてUFOを見たと言われても、一体どうすりゃいいんだろうってとこだろうな。本当なら本当で手の出しようもないし。ちなみに「部屋にゴキブリが出たからどうにかして欲しい」というのは本当に警察に電話かかってくるらしい。
で、何度も何度も「自殺する」と電話をかけてきた相手が3度目には本当に首を吊っていたということのようです。川合ちゃんが考えていたように、確かにあそこで「また迷惑電話だろう」と翌朝まで放置していたら確実に死んでます。藤が言うように真摯に対応する必要はあるようですが、どうも彼女は直感的にヤバいものを感じていた模様。ああいうところの勘はかなり鋭いようです。もっとも「自殺する」と電話してくる奴は本当にやらないというのは事実らしいです。止めて欲しいという気があるから連絡するわけで、本当に死ぬ覚悟を決めている奴は黙って死にますから。もっとも勢いで発作的に死んでしまうのもいるので、それが要注意とか。何か中央線の列車なんかは無意識に人を引き寄せるところがあるらしくて、飛びこむところを止められた人は、急に憑き物が落ちたように正気に戻ることがあるとか。
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